2021年02月28日

Zoomレッスン初体験

 
Zoomを使って
農工グリーとのレッスンをやってみた!
 
演奏会に向けての今季初回のレッスン。
もちろん対面でのそれを予定していたのだけれどコロナ禍において実施が困難な状況に。
そこでメンバーから提案が。
「オンラインでの練習、できないでしょうか」
 
 
Zoomとは...
インターネットを通じて遠隔地のユーザー間で映像・音声などのコミュニケーションを行うことのできるオンラインでのミーティングツールである。
 
まずは学生指揮者Nさん&WさんとZoom会議。
グリーのメンバーはパート練習などで既にこのツールを活用している。
Zoomでもって出来ること/できないことを確認しながらどのような練習が可能かを一緒に考えた。
「僕が振ってそれを見ながらみんなが歌うことってできるの?」
「パート全員で同時に歌ったらどう聞こえるの?」etc.
この新しいツールにまったく不慣れな僕の質問ぜめに付き合ってくれた二人に感謝。
 
 
打ち合わせの中で、次のようなプランを立ててみた。
・メンバーの一人に歌ってもらい、それに対して僕がテンポ感や表情などの細かい指示を与える (音やリズムの間違いも直す) 
・これを数回繰り返す
・一連のやり取りを同じパートのメンバー、もしくは全員が視聴し共有する
・歌う箇所およびパートは事前に僕が指定する
・一ヶ所につき数小節〜十数小節程度
 
 
そしてレッスン当日。
一人ずつの声しか聴けないのはやはり残念ではあるけれど、各人の事前の音取りがしっかりできていたおかげでレッスンは思いのほかスムーズに進行した。
音程とリズムはほぼ正確に聴き取ることができたが、音量やニュアンスまではさすがに難しいか。
それでも、こちらが求める演奏コンセプトや楽曲イメージを彼らに伝えることはある程度できたと思う。
曲づくりの初期段階のレッスンであれば、まずまず使えるツールであるかなと感じた。
 
 
正味2時間ちょっと、全5曲。
参加してくれたメンバー達の率直な感想を聞いてみたい。
少しでも実のあるレッスンであっただろうか。
ともかく、みなさんお疲れさまでした。
 
 
次回の練習 (来月) は対面でできますように...
posted by 小澤和也 at 12:03| Comment(0) | 日記

2021年02月21日

立川市民オペラ「トゥーランドット」ハイライト公演

 
未だ厳しい状況にあることには変わりありませんが、立川市民オペラは細心の注意を払い十分な対策を講じながら公演準備を進めています。
 
 
 
 
 
「ぜひお運びください」と軽々しく申し上げることはできませんが、出演者・スタッフ一同、多くの制約の中で最善を尽くすべく努力を続けています。
 
 
立川市民オペラ公演
プッチーニ 「トゥーランドット」ハイライト
&ガラコンサート
2021年3月20日(土) 16時開演/
21日(日) 14時開演
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
公演詳細はこちらをご覧ください。
 
posted by 小澤和也 at 23:54| Comment(0) | 演奏会情報

2021年01月01日

元日に思う

 
謹賀新年
 
皆さまのご健康とご多幸を
お祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
快晴の元旦。
地元の神社へ初詣。
コロナ禍の終息を祈願し、自身のいっそうの精進を誓う。
 
帰宅後は届いた賀状に目を通し何通かに返信をしたため、それからベートーヴェン/弦楽四重奏曲のアナリーゼを。
ゆったりとした年の初めとなった。
 
 
そして夜7時。
いつもの年のようにTVをつける。
今回のウィーンフィル/ニューイヤーコンサートは客席に聴衆を入れない形での開催である、と情報としては聞いていた。
 
ホール内の全景が映し出される。
 
 
 
言葉にならない思いが不意にこみ上げる。
(これは...瞼に焼き付けておくべき光景であるな)
無観客ゆえにホールの響きが一段と美しいのがなんともまた哀しかった。
 
...などと思いを巡らせているうち、第1部はあっという間に終演。
そしてムジークフェラインの客席にセットされたというたくさんのスピーカーから発せられるリモートの温かい拍手が心に沁みる。
 
詩人と農夫序曲、春の声、クラップフェンの森で、皇帝円舞曲...
第2部の選曲は王道中の王道!
僕の大好きな作品ばかりだ。
 
予定の全プログラムの演奏が終わる。
ふたたび湧き上がる拍手、そして画面が切り替わった。
 
 
 
音楽は世界を結ぶ。
 
例年のようにアンコール、美しく青きドナウと続き、締めはやはりラデツキー行進曲。
 
〜そう、手拍子のないラデツキー行進曲だ。
いま我々は尋常でない場面に立ち会っているのだ、と改めて実感。
 
次回こそはきっと...
 
Danke schön, Wiener Philharmoniker!
Grazie mille, Maestro Muti!
 
 
本年も「音楽ノート」をどうぞよろしくお願いいたします。
 
令和3年 元日  小澤和也
posted by 小澤和也 at 23:28| Comment(0) | 日記

2020年12月24日

コーヒーと、音楽と...

 
立川市民オペラ合唱団のプローベへ。
活動再開後、僕にとって2度目の登板日。
 
 
早めに立川入りし、久々の一六珈琲店へ。
いつもは深煎り&苦み路線なのだが、きょうはグアテマラをオーダー。
少しだけ冷ましたところで豊かなコクと爽やかな酸味とのバランスがぴたりとハマった感じがした。
 
美味しい。(´∇`*)
 
 
このお店への訪問はほぼ例外なく立川オペラの稽古とセットである。
前回来たのはいつだっただろう?
調べたら1月以来だ...トゥーランドットの立ち稽古が佳境に入った頃だったか。
 
諸行無常。(´-`*)
 
 
またせっせとコーヒーを飲みに通うぞ。
というか...
 
通えますように。
 
 
 
Vrolijk kerstfeest!  :-)
みなさま、
素敵なクリスマスをお過ごしください。
posted by 小澤和也 at 22:49| Comment(0) | 日記

2020年12月01日

フルトヴェングラーのセッション録音 -1948年-

 
フルトヴェングラーが1947年に行ったセッション録音についてブログをしたためたのが昨年の11月30日。
 
[音楽ノート/フルトヴェングラーの命日に]
2019.11.30.記
 
続編を書こう書こうと思いつつ...
1年経ってしまった。
 
 
さて...
翌1948年に彼が遺したスタジオレコーディングは次の3曲である。
 
§ブラームス: 交響曲第2番/ロンドンpo (3/22,23,25)
§ヴァーグナー: 「神々の黄昏」より「ブリュンヒルデの自己犠牲」/フラグスタート、フィルハーモニアo (3/26)
§モーツァルト: 交響曲第40番/ウィーンpo (12/7,8&49/2/17)
 
ブラームスとモーツァルトはセッション録音としては唯一のもの。
ヴァーグナーは1952年に同じくフラグスタート&フィルハーモニアoと再録音しており、一般的にはそちらの方がよく知られているようだ。
 
 
今回はこれらの中からブラームスの第2交響曲を聴く。
僕の所持しているのはSP盤から復刻したCDだ。
 
 
以前の拙ブログでも書いたことだが、「ライヴこそフルトヴェングラーの真骨頂である」「彼のセッション録音は不完全燃焼」などと巷ではよく言われる。
その (マイナスの方の) 典型例のひとつとして挙げられるのがこのLPOとのブラームスらしいのだ。
例えば第1楽章の冒頭部は確かに “恐る恐る始められる” 感じがするし、ここぞというクライマックスでの押しも “もっと欲しい!” と思えなくもない。
原因は明らか、この楽章に限っては金管・ティンパニが今ひとつ低調なのである。
(さらに悪いことにこの楽章はホルンで始まりトランペットで終わるのだ)
それでも弦楽セクションのうねるようなカンタービレや憂いを含んだほの暗い音色はさすがフルトヴェングラーのサウンドだ。
 
第2楽章以降はほんとうに素晴らしい。
(ライヴでの彼ならこうするだろう!) といった先入観を除けば、十分に考え抜かれたフルトヴェングラーならではの「静かなる劇性」を感じ取ることができるだろう。
 
 
彼の指揮したブラームス第2交響曲のライヴ録音2種、
1) ウィーンpo (1945.1.28.)
2) ベルリンpo (1952.5.7.)
これらはいずれも名演として世評が高い。
殊に 1)は戦中そしてフルトヴェングラー亡命直前の鬼気迫る演奏として別格に扱われることも。
これらを上回るものとは言えないが、この1948年セッション録音も忘れてしまいたくはない記録である。
posted by 小澤和也 at 17:06| Comment(0) | 日記