2010年05月15日

「音」を積み重ねる

専修大学フィルの稽古へ。
ソリストとの合わせを直前に控え、マーラー「さすらう若人の歌」の合奏を見る。
後年の楽曲に見られるような技巧的なオーケストレイションではないが、繊細で緻密な響きが求められている作品である。

弦楽器、管楽器そして打楽器…
一つひとつの音型に意味を与え、あらゆる旋律に磨きをかけてゆく。
気が遠くなる「行程」だが、積み重ねがすべてである。
そしてそれらを合わせたとき…
時折「マーラーの音」がする瞬間を聴くことができた気がした。

本番まであと一ヶ月あまりとのこと。
学生達との練習は今期あと一回だ。
「瞬間」を繋いで「音楽」とする作業、彼らと楽しみたい。
posted by 小澤和也 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記