2010年07月30日

毎月新聞

先日、書店で別の本を探している時に偶然見つけて買い求めた文庫本だ。
著者は佐藤雅彦さん。
あの「だんご3兄弟」や「ピタゴラスイッチ」の作者のおひとりでもある。


「…その月々に感じたことを独自のまなざしと分析で記した、佐藤雅彦的世の中考察」(裏表紙より)
佐藤さんの発想・視点はとっても面白い…
大好きだ。
しかも、心から共感できる事柄も多い。

 「じゃないですか禁止令」 「単機能ばんざい」
 「ブーム断固反対」 「ネーミングの功罪」
 「つめこみ教育に僕も一票」…etc.

気に入った記事(新聞なので)を挙げればキリがない。


僕の心にいちばん残ったのは「テレビを消す自由」という章である。
(書中では付録として扱われている)

  リモコンの普及がテレビの見方を変え、さらには番組の
  つくりをも変えたこと。
  (中身は無いのにひっぱるだけひっぱる編集…)
  郷里にて、好きな番組が終わるとテレビを消すお母様の
  姿を見てハッとさせられたこと。
  そして…
  つまらない番組を観て時間が無駄になったとしても、そ
  れは自分の責任である、ということ。

うーむ…
大いに考えさせられる。


家のテレビを地デジ対応に買い替えるのがますます億劫になってしまった。
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2010年07月28日

私の愛聴盤(13)

§ヒンデミット/交響曲「画家マティス」
 ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデンフィル('80年録音)


高校生の時に金管アンサンブルで "Morgenmusik"(朝の音楽)を演奏して以来、ヒンデミットは僕にとって不思議な存在となった。
古典派やロマン派における、いわゆる「調性に基づく音楽」とは異なるが、完全な「無調」でもない独特の和声感覚。
どことなく覚めた雰囲気の、飄々としてクールな旋律線。
渋いサウンドと緻密で職人的なオーケストレイションにも大いに惹かれたものである。


とにかく「ポーカーフェイス」なのだ。
モーツァルトの喜悦とも、ベートーヴェンの激情とも、もちろんヴァーグナーの陶酔とも違う、「理知的」で「情に訴えない」ヒンデミットの音楽。
こういう音楽があってもいい。
(一般ウケはしないだろう、とは思うが)


この「画家マティス」、オペラからの編作ということもあってか、淡々とした中にも美しい歌が散りばめられている。
自作自演盤も含めいろいろな録音を聴いてきたが、このケーゲル盤の演奏が僕にはいちばんしっくり来る。
歌い過ぎないメロディ、オーケストラの深い音色(特に金管)、そして合奏の精度…
この「ハードボイルドさ」が曲想にマッチするのだ。
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 愛聴盤

2010年07月27日

リュシフェール

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アントワープのデウィルデさんから荷物が届く。
「品名:Muziek Partituur」とある。
急いで開けてみると…
ブノワの「リュシフェール Lucifer」の分厚いフルスコアだ。

Dank u wel, Jan!!

「リュシフェール」は、1865年(スコアの記載による)に作曲された三部からなるオラトリオである。
作詩はエマニュエル・ヒール。
(フランドル語の権利回復運動の主唱者でもあった詩人)
よって、当然ながら歌詞はフランデレン語(オランダ語のフランデレン地域での方言)である。
祖国ベルギーへと戻り、「音楽における民族主義」の意識に目覚めたブノワの出世作と位置付けてよいだろう。
(デウィルデさん曰く「これは佳い作品だと思う」)

これからテキストを少しずつ読み込んでいこう。
音源も探さなくちゃ!…
posted by 小澤和也 at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月26日

「流行り」にノッてみる

今日はオフ。
そして「土用の丑の日」。
そういえば…最近鰻を食べてないな…
近所のスーパーで蒲焼きの店頭販売をやる、と告知が出ていたのをふと思い出す。
昼前にぶらりと出かけてみた。
お、やってるやってる…
おじさんが汗だくだくで、一串ずつ炭で炙っていた。
(画像では幟の陰に隠れてしまった…おじさん、ごめんね)

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並んでいたのは
・蒲焼き(中)中国産 450円
・蒲焼き(中)宮崎産 750円
・蒲焼き(大)宮崎産 1000円
 …etc.
迷わず「宮崎産(中)」を買い求める。
帰宅してさっそく、鰻丼に。

 うーん…美味だ!

普段の僕はあまり「巷の流行りモノ」に興味が無いのだが(恵方巻やホワイトデーなどはその最たるものである)、「土用の鰻」は大いにアリかも…
posted by 小澤和也 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月23日

夏の陽射し

合唱団あしべの稽古へ。
それにしても…暑い!
音楽室の空調がいまひとつ効かないのもあって、発声練習から汗だく。
メンバーの声も…若干夏バテ気味だったかな?
瀧廉太郎の「納涼」と「雪」をさらう。
前者はともかく、「冬の音楽」はやはり気分が出ないのか、ハーモニーがなかなか纏まらないうちに…時間切れ。


休憩を挟んでシューマン「流浪の民」の譜読み二日目。
僕の好きな曲(しかも名曲!)なだけについつい多くを求めてしまいそうになったが…
焦らず行こう。先はまだ長い。
あしべはこれから3週間の夏休み。


メンバーとランチをご一緒して、外へ出る。
しかし…暑い!
女性の日傘が羨ましく思えて仕方がない。
男性用のものもあるそうだが…差している人を見たことがないからなぁ…
posted by 小澤和也 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月21日

Waar zullen we drinken?

今週もオランダ語の個人レッスンへ通う。
今日で5日目…早くも折り返し地点まで来てしまった。
あっという間だ。
レッスンでは、文法的にさほど難しくない会話フレーズを繰り返し扱う。
読んで、聴いて&書いて…頭に叩き込む。
ネイティヴのCD教材の早い発音にも少し耳が慣れてきたかな。

さて…
英語でいうところの「5W1H」、もちろんオランダ語にもあるのだが、どうやら独学中に一部間違えて覚えたようで、そのたびに慌ててしまう。
  「いつ」(英語のwhen)  …wanneer
 「どこで」(英語のwhere) …waar
なのだが、どうしても「逆」を思い浮かべてしまうのだ。
当然、訳も受け答えもメチャクチャになる。
(何か他の言語と混同してるのかなぁ…)
そんなことを思いながら、ドイツ語の5W1Hを書き出してみた。
すると…
   wanneer (いつ)…ドイツ語では wann
   waar (どこで)…ドイツ語では wo
どうやら、waarとwannが頭の中で繋がってしまっていたようである。
もっと単純に「wanneer=wann」 と思えばよかったのだ!
一件落着。

…というわけで、タイトルの訳は
「どこで飲もうか?」
posted by 小澤和也 at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月19日

演奏会のごあんない

近く開催される演奏会のごあんないです。


§横浜清風高等学校吹奏楽部&ムズィークコレーゲ横浜
 ジョイントコンサート
 日時…2010年8月21日(土)17時開演
 会場…神奈川県立音楽堂 入場無料
 曲目…ムソルグスキー/「展覧会の絵」、M.グールド/アメリカン・サリュート 他
 出演…安保國重(指揮)、小澤和也(客演指揮)

♪師匠である安保さんの「還暦記念」コンサートです。
 僕は清風高校出演のステージに客演します。


§第32回 江戸川区合唱祭
 日時…2010年10月3日(日) 午後開演
 会場…タワーホール船堀大ホール 入場無料

♪「合唱団あしべ」をはじめ、区合唱連盟所属の多くの合唱団が日頃の練習の成果を披露します。
 あしべは、瀧廉太郎/組歌「四季」を演奏します。


§三菱電機ソシオテック・ウィンドオーケストラ 第18回定期演奏会
 日時…2011年1月23日(日) 午後開演
 会場…鎌倉芸術館 入場無料
 曲目…未定
 出演…小澤和也、五十嵐史生(指揮)


皆さま、ぜひお運びください。
posted by 小澤和也 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会情報

2010年07月17日

あしべ版「流浪の民」

金曜日、いつもの合唱団あしべのレッスンへ。
来年5月の演奏会に向けて、日々コツコツと練習を重ねている。

昨日より「流浪の民」の譜読みをスタート。
僕の大好きな曲だ。
これまでに歌ってきた「野ばら」「ローレライ」「歌の翼に」などと共に、ドイツ歌曲集として1ステージを構成する。
美しい日本語訳と共に長く親しまれているこれらの作品。
原曲のイメージを活かしつつ、メンバーの声や姿を思い浮かべながらひとつひとつ女声合唱に編んでいった。
いわば「あしべヴァージョン」である。

これからじっくりと歌い込んで…
まずは歌う我々自身が味わい、楽しめる境地を目指したい。
そしてそれを、客席へと届けるのだ。
posted by 小澤和也 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月16日

私の愛聴盤(12)

§ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ集
 ゲアハルト・ヘッツェル(vn)ヘルムート・ドイチュ(pf)('92年録音)


このCDを聴いているとき、ふと"intimate"という言葉が頭に浮かんできた。
辞書には「親密な、くつろげる、内心の、…」とある。
そう、まさにそのような演奏なのだ。

ヘッツェルの弾くヴァイオリンの音色が深く渋い。
それは弱音においても太く豊かであり、フォルテでも決して粗くなることはない。
ドイチュのピアノとのバランスも絶妙だ。
そしてその歌わせ方も、大声を張り上げてアピールするのとは違い、傍らにいる親しい友人達に語りかけるような優しさを持っている。
(ヴィヴラートも実に柔らかい)

   〜文字通りの「室内楽」である〜

苦心して第1交響曲を書き上げたブラームス。
その重圧から解放されたかのように、翌年以降、一層ののびやかさと明るさを持った名作を次々と生み出してゆく。
その成果が第2交響曲、ヴァイオリン協奏曲であり、ヴァイオリン・ソナタ第1番だ。
この柔和さ、温かみ、そして人懐っこさ…!

そんな陽気なブラームスの「顔」を、誠実にそして真摯に描いてゆく二人。
世評からすれば「地味な一枚」なのかもしれないが、僕の大好きなCDである。
posted by 小澤和也 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛聴盤

2010年07月14日

メリーの余韻

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安達さんから先日のメリーウィドウ終演直後の画像が届く。
今回ご一緒した歌手陣が勢揃い。
前列左から…三橋さん(ヴァランシェンヌ)、安達さん(ハンナ)
後列左から…
福井さん(カミーユ)、和田さん(ダニロ)、山田さん(ツェータ)


大きな仕掛けの公演ではなかったが、そのぶん「手づくり感」満載の楽しい現場だった。
また、劇場(と言っても今回はレストランだが)の器が小さいぶん、歌手・奏者とお客様との距離が近かったのも素敵である。
(僕の真後ろにも男性のお客様が…さぞ大変だったことであろう)


オペレッタとしての芸術的価値はともかくとして、この「メリーウィドウ」がいかに愛されている作品であるかを今回改めて感じることができた。
「僕の好きな曲」がまたひとつ増えた。
posted by 小澤和也 at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月12日

Ik studeer Nederlands.

数ヶ月前に予約したオランダ語教室の無料体験レッスンへ。
教室といっても、そこは普通のお宅であった。
数名程度の少人数スクールのようなものをイメージしていたのだが、実質はプライヴェートレッスンのようである。
  【まあ…考えてみれば、この国でのオランダ語の
   学習人口がそれほど多いワケもないか、と…】


はじめに「クラス分けテスト」のような三択問題のプリントを解く。
『簡単な内容』と聞かされていたのだが、普通に難しい(笑)
それでも、まったくの初学者ではないので、入門レベルは問題なくクリア。
全10回のコースを受講することに決め、引き続いて第一回のレッスンに入る。
まずは定番の挨拶文と、簡単な疑問文&答え方から。

 Hoe gaat het met u? 〜Goed, dank u.
(調子はどう?〜いいよ、ありがとう)
 Zullen we ergens koffie drinken? 〜Goed, maar waar?
 (どこかでコーヒー飲まない?〜うん、でもどこにする?)

このあたりはまだまだ余裕。
…とは言え、10日間ずっと「余裕」では意味がないので、早く先に進もう。


目標はもちろん…ブノワに関するオランダ語の文献を読めるようになること、
そしていずれ、ヤンさんとオランダ語で話すことだ。
夢は大きく。
posted by 小澤和也 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

メリーウィドウ(陽気な未亡人)

アダチ歌劇団のメリーウィドウ、無事終了。
レストランのテーブルをすべて取り払った形の客席は開場と同時に満員。
お客様の熱気に後押しされてか、キャストの皆さんは素晴らしい集中力を発揮する。
当然ながらオケピットはなく、サウンド的にも良い条件とは到底言えない会場であったが、オーケストラの協力もあって素晴らしい公演となった。
僕自身、見ず知らずのお客様から「よかった!とっても佳かった!」とのお言葉をたくさん頂戴した。
音楽家としてこれほどうれしい励ましは無い。

打ち上げの後、歌手・ダンサー(今回の公演に、素敵な花を添えてくださった)・裏方スタッフの皆さんと名残惜しい別れ。
再会を約束して帰路につく。
月並みだが、これが「一期一会」なのだなぁ、と改めて感じる。

今回の公演に関わった皆さん、お疲れさまでした。
そして…よき聴き手となった本日のお客様に、心からの感謝を申し上げます。
(客席より。向かって左手が舞台、右端がオケピット)

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2010年07月10日

準備もろもろ

昨日のメリーウィドウ/通し稽古もスムーズに終わった。
あとは…公演当日へ向けて気分と集中力を高めていく。
稽古の帰りに散髪、そして整骨院へ。
腰と背中を念入りに揉んでいただく。
夜は、この秋以降に手掛ける曲の譜読みなど。
(そういえば最近、ブノワともちょっぴりご無沙汰だな…)

そして今日。
改めてメリーのスコアに目を通す。
昼、気合注入と栄養補給を兼ねて近所のステーキ屋で肉を食らう。美味。
(やはり、本番前は肉だ…)
それから期日前投票へ。

ケータイのリニューアルが済んで、手元に戻ってきた。
「何トカプラン」に入っているおかげで、3000円ちょっとで外装が新品同様になるのだからありがたい。
この機種にすっかり身体(指)が慣れてしまった…
後継機の登場はまったく期待できないので、大切に使わなくては。

さて…明日に備えて休むとしよう。

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posted by 小澤和也 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月08日

メリーウィーク スタート

メリーウィドウ公演もいよいよ今週末に迫る。
アンサンブル・モーイの皆さんとの初稽古。
弦楽四重奏にフルート、クラリネット、ピアノを加えた編成の室内オーケストラだ。

 【モーイ(mooi)とはオランダ語で「すてきな、美しい」の意】

アレンジはバンドマスターの広川伸さん(フルート)。
原曲の響きのイメージを大切にしたチャーミングな編曲だ。
昨日はオーケストラのみで5時間、夕方から歌手と合流して2時間の音楽稽古…さすがにヘトヘト。

今日も午後からプローベ。
オーケストラをバックに立ち稽古である。
さて…出かけるか。
posted by 小澤和也 at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月05日

ご来場御礼

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東京農工大学グリークラブ第30回記念演奏会、盛況のうちに無事終演した。
(4日、練馬文化センター小ホール)

午前10時、リハーサル室での発声練習。
参加人数が例年の倍近く(男声だけで50人!)、朝から異様とも言えるほどの熱気を帯びたスタートとなった。
その後のステージリハーサルでは、山台の位置を調整するなど音響バランスに気を配りつつ、舞台上での発声法を中心に最後の確認。
開場30分前…
出演者&スタッフがロビーにて決起の集い。
恒例により栄養ドリンクを全員で飲み干し、気合いも注入する。

そして開演。
第1ステージ…
繊細で端正な「水のいのち」。
これに声の厚みと迫力が加わればさらによいのだが。
学生指揮者MはGood Jobであったと思う。
第2ステージ…
多くのOG、女子美大生に加わっていただき、文字通り記念となる「うたを うたう とき」となった。
またアンコールで歌った「生きる」、実はステリハでの出来が芳しくなかったのだが、本番では見事に女声四部アカペラを響かせてくれた。

第3ステージ…
結果的には、最も「練習時間を割けなかった」愛唱曲ステージとなった。
英語の歌が苦手なこのグリークラブが故・益田典先生のアレンジによる黒人霊歌集に挑戦できたのが大きな収穫であった。
第4ステージ…
この日の目玉。
総勢50余名による「富士山」。
ステリハでメンバーにお願いをした…「本番は楽しんで歌おう」と。
僕自身、楽しんで指揮をすることができた。
この名曲を通して、世代を超えてひとつの音楽を創ることができたのが最大の喜びである。

手前ミソではあるが…佳い演奏会であった。


 〜お運びいただきました皆さま、ありがとうございました。〜
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2010年07月03日

最終稽古

農工大・府中キャンパスへ。
記念演奏会を明日に控え、2つの記念ステージの稽古に臨む。

まず、女声合唱による「うたを うたう とき」(信長貴富作曲)から。
基本的な発声のチェックから始め、母音の響きに細心の注意を払いつつ表現の最終確認を進める。
(先週のホール練習でのサウンドイメージが大いに参考になった)
2時間しっかり歌い込んだ…とても佳くなったと思う。
あとは明日のステリハで。

後半は男声合唱組曲「富士山」(多田武彦作曲)の稽古。
グリーメンなら誰でも知っているこの名作。
それゆえに敢えて…この数ヶ月間、緻密な和声感や微妙なニュアンスの統一といったものを僕は求め続け、メンバーはそれに応えてくれた。
明日の本番ではこれらを踏まえたうえで、男声アカペラの持つ「素朴な力感」を思い切り表出してくれればと思う。

いつも感じることだが、音楽は「聴いていただいてナンボ」だ。
明日、ステージから客席に向けて、最高の「歌心」を届けたい。

〜〜皆さま、ぜひお運びください〜〜
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2010年07月02日

二日越しのチキンタツタ、のはずが…

合唱団あしべの稽古へ。
いつものように、瀧廉太郎「四季」と新実徳英「花に寄せて」の2曲を並行してのレッスン。
「雪」は、のびのびと歌えるようになるまであとひと頑張りか。
「てっせん・どくだみ」はまだ始まったばかり…難しいが美しい旋律と和音を持った曲である。


今日はランチを失礼して、急ぎ移動する。
昼食は迷わずマクドナルドへ。
一昨日の深夜、TVのトーク番組でマツコ・デラックスが美味しそうにチキンタツタにかぶりつくのを観てから、スイッチが入りっぱなしだったのだ…


注文カウンターに着くが…メニューにチキンタツタがない!
店員さんに尋ねると「今日からこちらの新メニューになります」
「えぇっ?!」
よく見ると、店内のポスターが石川遼から笑福亭鶴瓶に替わっていた…
仕方なくチキンフィレオを選び、奥の席へ。
それでも…久しぶりのマック(一年ぶりか?)、たまに食べると美味しいものだな♪

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posted by 小澤和也 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月01日

ドキドキの編集作業…

先日ゲットした「ルーベンスカンタータ」のアナログディスク。
研究のために繰り返し聴いているのだが、CDの扱いに慣れてしまった身としてはやはり不自由を感じてしまう。

そこで…
『オーディオキャプチャユニット』なるものを入手してみた。

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これを使えば、アナログディスクやカセットテープなどの音声をパソコンに取り込むことができるのだそうだ。
入っていたのは、本体、CD-ROM、そしてシンプルな取説が2枚のみ。
パソコンの操作に自信のない僕としてはかなり不安である。
(「ダウンロード」「インストール」「設定」…と聞くだけで身構えてしまうほどだ)

取説と勘を頼りに、何度も失敗しながらどうにか録音・編集し、どうにかCD-Rに移す。
CDプレーヤに載せると…当たり前だが音が出た(笑)
「愛聴盤」とは違うが、ちょっぴり大切な一枚となった。
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記