2011年05月30日
ホルツ合宿
先週末、ホルツブラスカペーレ合宿@岩井海岸へ。
演奏会まで残り1ヶ月を切り、いよいよ本気の強化合奏だ。
金曜夜、十数人のメンバーとともに民宿へ先乗りする。
待っていたのは…
ウェルカムドリンクならぬ「ウェルカムお造り」。
大謙館さんからの美味しいプレゼントで、音出し前からプチ宴会モードに。
土曜日は朝から約30人が揃い、終日、延べ10時間の合奏&個人練!
キャンディード、ホルスト、そしてサンバメドレー…
とっても欲張りな今回のプログラムをグイグイとさらい込んだ。
そして夜は恒例の宴会。
最近結婚したばかりの団内カップル、H君とMさんを賛美歌とケーキで祝福。
(右端は作務衣神父のK氏)
お風呂上がりのS嬢&H嬢は、クラリネットの若きホープ。
それにしても…何だこのTシャツは?!
最終日は全曲通し稽古。
課題も明確になり、大きな成果のあった2+1日であった。
ホルツの皆さん、お疲れさまでした。
佳い演奏会にしましょう!
2011年05月26日
漢字検定
昔から読み書きは好きである。
クイズ番組などの難読漢字の問題にも燃えるタイプだ。
知人が受検すると聞いて、僕も決心。
ひとまず、2級に挑戦することにした。
問題集もさっそく取り寄せる。
「漢字にも強い音楽家」を目指すぞ!
2011年05月23日
我が青春の権太坂
21日の土曜日、久々に母校を訪れた。
吹奏楽部の指導をしていた頃以来だから…およそ10年ぶりということか。
保土ヶ谷からバスに乗って「権太坂」で下車。
小学校の脇を通って高校へと向かう坂が心なしかキツく感じた。
これを登り切ると、在学当時にお世話になった「富士見屋」。
店じまいしてだいぶ経つはずだが…建屋はそのまま。
部活動の帰り…
ここで幾度、ジュースやアイスを買ったことだろう。
校門も、道路から見下ろすグラウンドも昔のまま。
この日は、光陵会(OB会)の総会…僕は初めての参加。
少し早く着いたので、敷地内を少し見て歩く。
中庭に日時計が置かれていた。
「35期卒業生寄贈」とある。
(ところで、この春の卒業生は何期生だろう?)などと考えてしまった。
職員玄関から校舎に入る。
相変わらずセキュリティチェックは緩やかだ…
これが光陵のイイ所だと、僕は勝手に思っている。
3階渡り廊下では、吹奏楽部のトロンボーンがパート練習中。
思わず声をかけたくなってしまった。
総会の会場は(第一)視聴覚室。
わが吹奏楽部の合奏部屋でもある。
ここも昔とほとんど変わらない…
と思ったら、何とエアコンが設置されているではないか!
当時は真夏でも、近隣への音モレに配慮して窓+暗幕まで閉め切って、ダラダラと汗をかきながら練習していたものだったが。
…などと、ノスタルジックな気分満載の午後であった。
総会では、同期のAさんと久しぶりに再会、また多くの先輩方とお話しすることができた。
そのことは追って書こうと思う。
吹奏楽部の指導をしていた頃以来だから…およそ10年ぶりということか。
保土ヶ谷からバスに乗って「権太坂」で下車。
小学校の脇を通って高校へと向かう坂が心なしかキツく感じた。
これを登り切ると、在学当時にお世話になった「富士見屋」。
店じまいしてだいぶ経つはずだが…建屋はそのまま。
部活動の帰り…
ここで幾度、ジュースやアイスを買ったことだろう。
校門も、道路から見下ろすグラウンドも昔のまま。
この日は、光陵会(OB会)の総会…僕は初めての参加。
少し早く着いたので、敷地内を少し見て歩く。
中庭に日時計が置かれていた。
「35期卒業生寄贈」とある。
(ところで、この春の卒業生は何期生だろう?)などと考えてしまった。
職員玄関から校舎に入る。
相変わらずセキュリティチェックは緩やかだ…
これが光陵のイイ所だと、僕は勝手に思っている。
3階渡り廊下では、吹奏楽部のトロンボーンがパート練習中。
思わず声をかけたくなってしまった。
総会の会場は(第一)視聴覚室。
わが吹奏楽部の合奏部屋でもある。
ここも昔とほとんど変わらない…
と思ったら、何とエアコンが設置されているではないか!
当時は真夏でも、近隣への音モレに配慮して窓+暗幕まで閉め切って、ダラダラと汗をかきながら練習していたものだったが。
…などと、ノスタルジックな気分満載の午後であった。
総会では、同期のAさんと久しぶりに再会、また多くの先輩方とお話しすることができた。
そのことは追って書こうと思う。
2011年05月19日
難曲
今日も農工大へ…男声の稽古。
松下耕「そのひとがうたうとき」〜『あい』を聴く。
これは難しい曲だ…
無伴奏であることに加え、複雑に動く調牲感が曲の把握を難しくしている。
ただ音を並べただけでは音楽にならない。
各パート、いや、各自に絶対音感に近い和声感覚が、
そして他のパートを聴き続ける力が求められる。
今回、どこまで迫れるか。
松下耕「そのひとがうたうとき」〜『あい』を聴く。
これは難しい曲だ…
無伴奏であることに加え、複雑に動く調牲感が曲の把握を難しくしている。
ただ音を並べただけでは音楽にならない。
各パート、いや、各自に絶対音感に近い和声感覚が、
そして他のパートを聴き続ける力が求められる。
今回、どこまで迫れるか。
2011年05月16日
あしべの晴れ舞台
5月15日、快晴の日曜日。
合唱団あしべ、文字通りの「晴れ舞台」だ。
前回の演奏会から4年ぶり…
少しずつ、少しずつ準備を重ねてきた。
オープニングには「あなたとわたしと花たちと」を歌う、
と決まっている。
『五月の花が咲いたら 旅に出かけましょう…』
あしべの創団は32年前の5月。
…そう、5月は「あしべの季節」なのだ。
第1ステージはドイツ歌曲集。
美しい訳詩とともに日本で古くから親しまれている名旋律の数々。
五月の歌、ローレライ、野ばら(シューベルト)、歌の翼に、流浪の民(全5曲)。
どの曲もよく歌い込んだだけあって、満足のいく出来栄えだった。
§第2ステージはオリジナル合唱曲。
「花に寄せて」(新実徳英)を取り上げる。
これはあしべにとって、まさに「チャレンジ曲」だった。
難しかったけれど、皆さん必死についてきてくださった。
今回は…
たんぽぽ、てっせん・どくだみ、ねこじゃらし、ばら・きく・なずな
以上の4曲を抜粋。
いずれまた歌う機会があるといいな。
後半はまず…
あしべのヴォイストレーナー、ソプラノの坂野早苗さんの独唱で華々しく幕開け。
曲はヨハン・シュトラウス「春の声」(ピアノ:八木智子さん)。
会場の空気が一瞬にして華やぐ。
第3ステージ…あしべ愛唱曲集。
はじめに歌ったのが、組歌「四季」(瀧廉太郎作曲)。
花、納涼、月、雪の全4曲。
「花」以外はほとんど無名だが、どれも名曲だと思う。
今回の演奏会でこれを全曲披露できたのは、僕にとっても大きな収穫であった。
プログラムの取りは、やはり沖縄の歌だ。
あしべ創団以来、長年にわたってその発展にご尽力された大濱當忠先生(2008年ご逝去)がこよなく愛し、あしべにとっても特別な存在である沖縄の歌。
てぃんさぐの花、芭蕉布、島唄の3曲を心を込めて歌う。
会場のお客様からも、一番の暖かい拍手をいただいた。
アンコールに「納涼」、
そしてお客様と一緒に「故郷」を斉唱して、演奏会はめでたくお開き。
あしべの皆さん、おめでとうございます。
これからも、楽しく歌っていきましょうね!
2011年05月14日
"2355"をご存じですか?
NHK教育TVで23時55分からやっているユル〜い番組です。
大人版「ピタゴラスイッチ」のような感じでしょうか。
難しいことを言っているわけでもなく、
おトクな情報を伝えているわけでもありません。
でも…何かこう…
頭の中に軽い刺激を与えられているような、
疲れた脳みそがほぐされているような、そんな気持ちになります。
もしまだご存じでなくて、かつこの時間まで起きていらっしゃる方はぜひご覧になってみてください。
大人版「ピタゴラスイッチ」のような感じでしょうか。
難しいことを言っているわけでもなく、
おトクな情報を伝えているわけでもありません。
でも…何かこう…
頭の中に軽い刺激を与えられているような、
疲れた脳みそがほぐされているような、そんな気持ちになります。
もしまだご存じでなくて、かつこの時間まで起きていらっしゃる方はぜひご覧になってみてください。
2011年05月11日
農工グリー
今年も農工グリーとの練習が始まった。
農学部の正門を入るとすぐに鬱蒼とした並木、そして正面に農学部本館。
僕の大好きな景色だ。
初回の今日は、女声合唱ステージの練習。
プログラム全曲+アンコールをざっと一通り眺めた。
今回は「朧月夜」「この道」など、美しい日本抒情歌の数々をアカペラで歌う。
先の震災の影響で、彼らのこれまでの練習はなかなか捗らなかったそうだ。
現在も、学内でのサークル活動は19時まで。
そんな厳しい状況でも、メンバーの「歌への情熱」は変わらず強い。
質の高いプローベで、時間のハンデを克服したいと思う。
明後日は男声、多田武彦の「雨」の練習である。
(昨年取り上げた「富士山」に負けず劣らずの有名曲だ)
どんな歌になるのか、今から楽しみだ。
東京農工大学グリークラブ 第31回演奏会
2011年6月26日(日)午後3時開演
武蔵野市民文化会館小ホール 入場無料
どうぞお運びください。
農学部の正門を入るとすぐに鬱蒼とした並木、そして正面に農学部本館。
僕の大好きな景色だ。
初回の今日は、女声合唱ステージの練習。
プログラム全曲+アンコールをざっと一通り眺めた。
今回は「朧月夜」「この道」など、美しい日本抒情歌の数々をアカペラで歌う。
先の震災の影響で、彼らのこれまでの練習はなかなか捗らなかったそうだ。
現在も、学内でのサークル活動は19時まで。
そんな厳しい状況でも、メンバーの「歌への情熱」は変わらず強い。
質の高いプローベで、時間のハンデを克服したいと思う。
明後日は男声、多田武彦の「雨」の練習である。
(昨年取り上げた「富士山」に負けず劣らずの有名曲だ)
どんな歌になるのか、今から楽しみだ。
東京農工大学グリークラブ 第31回演奏会
2011年6月26日(日)午後3時開演
武蔵野市民文化会館小ホール 入場無料
どうぞお運びください。
2011年05月09日
アマデウス
快晴の日曜日。
湘南アマデウス合奏団第28回定期演奏会へ。
(藤沢市民会館大ホール)
開演に先立って団長さんのスピーチ。
そして、先の震災で亡くなられた方々への追悼の念を込めて「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が静かに奏された。
「フィガロの結婚」序曲に続き、同じくモーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調を聴く。
独奏・鈴木純子さんのまろく美しい音色が、会場をほっこりとした気分に包んだ。
オーケストラも、バランスに気を配りつつ精一杯のサポート。
プログラム後半はハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」。
聴きながら、稽古がスタートしたばかりの頃のことを思い出していた。
「交響曲の父」の最充実期(1795年、ハイドン63歳頃)に書かれたこの作品、軽快で手の込んだ筆致の箇所が多く、はじめのうちはオーケストラも大苦戦だった…
それでも懸命な練習の甲斐あって、昨日はそれらの難所(?)を必死に、ときには楽々と奏でていったオーケストラ。
終楽章では指揮の田部井さんも思わず跳びはねるほどの熱演に。
佳いコンサートでした。
オーケストラの皆さん、ご盛会おめでとうございます。
再来週の稽古でまたお会いしましょう!
湘南アマデウス合奏団第28回定期演奏会へ。
(藤沢市民会館大ホール)
開演に先立って団長さんのスピーチ。
そして、先の震災で亡くなられた方々への追悼の念を込めて「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が静かに奏された。
「フィガロの結婚」序曲に続き、同じくモーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調を聴く。
独奏・鈴木純子さんのまろく美しい音色が、会場をほっこりとした気分に包んだ。
オーケストラも、バランスに気を配りつつ精一杯のサポート。
プログラム後半はハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」。
聴きながら、稽古がスタートしたばかりの頃のことを思い出していた。
「交響曲の父」の最充実期(1795年、ハイドン63歳頃)に書かれたこの作品、軽快で手の込んだ筆致の箇所が多く、はじめのうちはオーケストラも大苦戦だった…
それでも懸命な練習の甲斐あって、昨日はそれらの難所(?)を必死に、ときには楽々と奏でていったオーケストラ。
終楽章では指揮の田部井さんも思わず跳びはねるほどの熱演に。
佳いコンサートでした。
オーケストラの皆さん、ご盛会おめでとうございます。
再来週の稽古でまたお会いしましょう!
2011年05月06日
強化練習、終了
ゴールデンウイークを挟んで延べ2日間…
演奏会直前の強化レッスンに臨んだ合唱団あしべ。
練習時間はいつものほぼ倍、全ステージの曲を入念に歌い込む。
通して演奏することによって新たに見えてくるものも多い。
細部にこだわった練習はひとまずここまで。
あとは、メンバー一人ひとりの「歌ごころ」を曲に乗せていく作業を。
「野ばら」「歌の翼に」など、親しみやすい旋律に美しい日本語の訳詩を添えて歌う『ドイツ歌曲集』。
星野富弘さんの心あたたまる詩画集「風の旅」からインスピレーションを受けて作曲された『花に寄せて』(新実徳英)。
そして…
ちょっぴり珍しい、瀧廉太郎の組歌『四季』など…
合唱団あしべが心を込めてお届けします。
合唱団あしべ 第8回演奏会
5月15日(日)14時開演、江戸川区総合文化センター小ホール
全席自由 500円
どうぞお運びください。
演奏会直前の強化レッスンに臨んだ合唱団あしべ。
練習時間はいつものほぼ倍、全ステージの曲を入念に歌い込む。
通して演奏することによって新たに見えてくるものも多い。
細部にこだわった練習はひとまずここまで。
あとは、メンバー一人ひとりの「歌ごころ」を曲に乗せていく作業を。
「野ばら」「歌の翼に」など、親しみやすい旋律に美しい日本語の訳詩を添えて歌う『ドイツ歌曲集』。
星野富弘さんの心あたたまる詩画集「風の旅」からインスピレーションを受けて作曲された『花に寄せて』(新実徳英)。
そして…
ちょっぴり珍しい、瀧廉太郎の組歌『四季』など…
合唱団あしべが心を込めてお届けします。
合唱団あしべ 第8回演奏会
5月15日(日)14時開演、江戸川区総合文化センター小ホール
全席自由 500円
どうぞお運びください。
2011年05月05日
温故知新
日頃からフルトヴェングラーの遺した録音をよく聴く。
その「深い思索の音楽」はいつでも、僕に「音楽を考える」うえで大切なヒントを与えてくれるのだ。
彼の演奏するベートーヴェン、シューベルト、シューマンは僕にとっての宝である。
フルトヴェングラーに限らず、先人の辿ってきた道はじつに示唆に富んでいる。
この連休中に聴き込んだのが、ブッシュ弦楽四重奏団だ。
ドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ(1891〜1951)が結成したこのカルテット、数こそ多くはないが優れた演奏を遺している。
今回はベートーヴェン晩年の四重奏曲、そして大好きなシューベルト「死と乙女」を主に聴いた。
「死と乙女」では、その表現の幅の広さにはっとさせられる。
しかも、それはただ単にテンポを揺らすことによってではなく、ダイナミクスや音色、微妙なニュアンスの立体感によって描かれているのだ。
特に第1楽章の哀しい烈しさ、第2楽章の慟哭が胸を打つ。
スコアの行間に込められている作曲家の心の置き所までが考え抜かれ、表現し尽くされているような音楽である。
古きをたずねて新しきを知る。
宝物がまたひとつ増えた。
その「深い思索の音楽」はいつでも、僕に「音楽を考える」うえで大切なヒントを与えてくれるのだ。
彼の演奏するベートーヴェン、シューベルト、シューマンは僕にとっての宝である。
フルトヴェングラーに限らず、先人の辿ってきた道はじつに示唆に富んでいる。
この連休中に聴き込んだのが、ブッシュ弦楽四重奏団だ。
ドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ(1891〜1951)が結成したこのカルテット、数こそ多くはないが優れた演奏を遺している。
今回はベートーヴェン晩年の四重奏曲、そして大好きなシューベルト「死と乙女」を主に聴いた。
「死と乙女」では、その表現の幅の広さにはっとさせられる。
しかも、それはただ単にテンポを揺らすことによってではなく、ダイナミクスや音色、微妙なニュアンスの立体感によって描かれているのだ。
特に第1楽章の哀しい烈しさ、第2楽章の慟哭が胸を打つ。
スコアの行間に込められている作曲家の心の置き所までが考え抜かれ、表現し尽くされているような音楽である。
古きをたずねて新しきを知る。
宝物がまたひとつ増えた。
2011年05月01日
断捨離
しばらくサボリ気味だった部屋の片付け。
始めたら止まらなくなってしまった。
整理整頓だけのつもりが家具の配置換えになり…
いつの間にか「断捨離」大会に。
ぼちぼちと進めて、今日で三日目。
文庫本や古い資料など、今回は思い切って「断」「捨」。
課題はやはり、増え続ける楽譜とCDソフトだ。
充分にスペースを確保する。
うん…、少しはスッキリしたかな。