2011年07月19日

私の愛聴盤(24)

§ブラームス/交響曲第4番
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響
 ('73年ライヴ録音)


ブラームスはウィーンの作曲家と呼んで差し支えないだろう。
ハイドン、ベートーヴェンなどのウィーン古典派に学び、30歳でこの音楽の都に定住、数々の名曲を書いたのだから。


でも、僕は彼の音楽のどこかに、北ドイツ的なある種の重さ、暗さのようなものをいつも感じる。
(彼の生地は港町ハンブルクだ)
S=イッセルシュテット指揮のこの演奏には、その「ドイツ的なるもの」がしっかりと刻印されているように思う。
それは例えて言うなら…
〜神秘的な暗い森、狩りの角笛、そして内に秘めた情熱、etc.〜


ウィーンフィルによる録音(特にケルテス指揮!)も大好きなのだが、僕にとっての「ブラームスのサウンド」のイメージは、この演奏がとても近いものを持っているのだ。
そして…僕好みの「作曲家の顔がはっきりと見える」演奏なのである。
posted by 小澤和也 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛聴盤