2011年12月22日

100年前のブノワ演奏会

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古い演奏会パンフレットを手に入れた。
表紙には大きく
"Drama Christi" と "HOOGMIS"、
そして
"Muziek van PETER BENOIT" の文字が。

ペーテル・ブノワ基金の設立9周年記念コンサート。
(1911年9月25日、アントウェルペン)
曲目は上記のように「ドラマ・クリスティ」および「ミサ・ソレムニス」である。

ページを繰っていく。
まず「ドラマ・クリスティ」の簡単な解説と歌詞がオランダ語で記されている。
それに対して「ミサ・ソレムニス」では、楽章毎にかなり詳細な曲目解説が。
しかも、オランダ語&フランス語で!
(未だ『そういう時代』だったのである…)

最後に、ソリスト・コーラス・オーケストラのメンバーズリストが載せられている。
試しに、ミサ・ソレムニスの合唱団の人数を数えてみた。

Klein Koor(小合唱)=計23人
Groot Koor(大合唱)=計370人(!)
やはり…さすがのスケールである!
(ちなみに、3年前の日本初演時はそれぞれ約30人、90人であった)

と、パンフレットに挟まれた一枚の紙片を発見。

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「J.メルテンス(テノール)は体調不良のため出演不可能となり、L.スウォルフスに代わります」
…なるほど。

巨匠ペーテル・ブノワにまつわる100年前の光景が(直前のアクシデントも含め)眼前に迫るようだ…
うれしい。
posted by 小澤和也 at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記