Twitter上で面白い心理テストを見つけた。
まず指を組み、次に腕を組みます。
左右どちらが上に来るかで判定。
【右親指+右腕】
論理的に考え、言葉で論理的に伝える人
【右親指+左腕】
論理的に考え、映像や音などで感覚的に伝える人
【左親指+左腕】
直感的に考え、映像や音などで感覚的に伝える人
【左親指+右腕】
直感的に考え、言葉で論理的に伝える人
だそうである。
僕もさっそくやってみた。
「右親指+左腕」だった。
論理的思考+感覚的伝達…ちょっぴり嬉しい結果。
ご覧の皆さまもぜひお試しを!
その後、Twitter上の直接・間接的な知り合いの音楽家の方々から続々と情報が集まってきた。
§論理的思考+論理的伝達
TNさん(フルート)、KYさん(ピアノ)、ASさん(ピアノ)
§論理的思考+感覚的伝達
NNさん(指揮)、小澤(指揮)
§直感的思考+感覚的伝達
NYさん(ヴァイオリン)、MHさん(ヴァイオリン)
§直感的思考+論理的伝達
NYさん(テノール)、AKさん(ピアノ)、AYさん(ピアノ)
データ数が多くないので統計的な説得力はさほど無いだろう。
それでも、なんとなく傾向のようなものが現れているような気がする。
指揮者、ヴァイオリニストの属性はともかくとして、ピアニストが全員「論理的伝達」に当てはまるというのが興味深い。
個人的には、実は「直感的思考型」に憧れているのだが…
それは無いものねだりというものだろうか。
これからの努力でもって、直感を磨いていくことにしよう。
[心理テストの文面は適宜編集のうえ引用いたしました。また、上記9名の方々には、イニシャルに置き換えたうえで結果を掲載させていただきました…ご容赦ください]
2012年02月29日
思考と伝達の心理テスト
posted by 小澤和也 at 20:44| Comment(0)
| 日記
2012年02月22日
ん…??
昨日の仕事帰り、たまたま乗り込んだ武蔵野線の車両にて。 座席の腰掛け部分がすっかり切り取られた状態… 思わずシャッターを押してしまった。 何があったのだろう…? |
posted by 小澤和也 at 23:54| Comment(0)
| 日記
2012年02月20日
ベーリック・ホール
昨日出掛けた横浜・山手のベーリック・ホール。 とても素敵な建物だった。 リサイタルの開場時間に合わせて到着したのだが… 門扉はまだClosed。 しばらく待って入場。 庭の傍らに銘板が。 「横浜市認定歴史的建造物」とある。 玄関は3連のアーチ。 「窓がとっても綺麗だからよく観てきて」 なるほど…教えていただいた通りだ。 スリッパに履き替え、館内へ。 リビングルームが演奏会場。 ダイニングルーム。 暖炉の上や飾り棚には雛人形が。 ダイニングに隣接する客間で ウェルカムドリンクをいただく。 リビングのちょっとした調度品が なんとも上品な美しさ。 終演後、外へ出ると… 夕刻とはまた違った表情を見せる邸宅。 ぜひまた訪れたい場所である。 〜春がいいな〜 |
posted by 小澤和也 at 01:08| Comment(0)
| 日記
2012年02月19日
愛の歌
小川里美ソプラノリサイタル
「愛の歌…女の愛と生涯」を聴く。
(18日、横浜・ベーリックホール)
昭和初期に建造された美しい洋館。
邸宅の広い居間に椅子を並べた、ここがホール。
プログラム前半はフランス歌曲&アリア。
小川さんの美しい声にまず惹かれる。
言葉のクリアさと相俟ってとてもチャーミングだ。
ショーソンやアーンの作品を聴けたのが、僕にとっては大収穫。
後半はオール・シューマン・プログラムであった。
圧巻はやはり、トリの「女の愛と生涯」!
全8曲に散りばめられた、恋〜結婚〜出産〜夫の死へと至る一連の感情描写が際立っていた。
この作品はライヴで体験するとこんなにスゴイのか、と改めて認識。
泉博子さんのピアノは実に色彩豊か。
オペラアリアのみならず、歌曲の伴奏においても様々な楽器の音色を感じさせ、小川さんの歌に完璧に寄り添っていた。
「女の愛と生涯」終曲の長い後奏が終わり、お二人がそっと目頭を押さえているのが見えた。
入魂の演奏であった証であろう。
そして、
僕はたぶん、それよりも先に泣いていたような気がする…
心あたたまる、佳い時間であった。
posted by 小澤和也 at 00:35| Comment(0)
| 日記
2012年02月15日
愛聴盤(29)〜グラーフのモーツァルト
§モーツァルト/フルート四重奏曲集
ペーター=ルーカス・グラーフ(fl)、
ラウアー(vn)、ヒルシュヘルト(va)、
ニッフェネッガー(vc)
グラーフのフルートの音色が大好きだ。
それは華麗というよりも素朴、そして技巧のみならず強さ(=太さ&
濃さ)をも感じさせてくれる。
彼のあたたかな息遣いが管の中を通ってゆく様が目に見えるかのよう…
これぞ「笛」といった味わいである。
全4曲の中で飛び切り有名な "ニ長調K.285"、
ここでのグラーフは、輝かしい響きでもって大空を翔けめぐるが如くに他の3パートをリードしてゆく。
ロココの装飾様式を思わせるまろやかさと軽快さである。
(もちろん、楽曲そのものもそのように出来ているわけだが…)
だが、僕がいちばん好きなのは "イ長調 K.298"、中でも第1楽章の「主題と変奏」だ。
ここではフルートが、懐かしい昔話を語るかのように優しくテーマを歌い、弦の声部と柔らかく融け合う。
intimateな、文字通りの室内楽の姿である。
ペーター=ルーカス・グラーフ(fl)、
ラウアー(vn)、ヒルシュヘルト(va)、
ニッフェネッガー(vc)
グラーフのフルートの音色が大好きだ。
それは華麗というよりも素朴、そして技巧のみならず強さ(=太さ&
濃さ)をも感じさせてくれる。
彼のあたたかな息遣いが管の中を通ってゆく様が目に見えるかのよう…
これぞ「笛」といった味わいである。
全4曲の中で飛び切り有名な "ニ長調K.285"、
ここでのグラーフは、輝かしい響きでもって大空を翔けめぐるが如くに他の3パートをリードしてゆく。
ロココの装飾様式を思わせるまろやかさと軽快さである。
(もちろん、楽曲そのものもそのように出来ているわけだが…)
だが、僕がいちばん好きなのは "イ長調 K.298"、中でも第1楽章の「主題と変奏」だ。
ここではフルートが、懐かしい昔話を語るかのように優しくテーマを歌い、弦の声部と柔らかく融け合う。
intimateな、文字通りの室内楽の姿である。
posted by 小澤和也 at 12:46| Comment(0)
| 愛聴盤
2012年02月12日
公演まであと1ヶ月
トゥーランドットの立ち稽古もいよいよ佳境に。
今週は木、金、土と立川へ通った。
これだけ続くと、道を歩きながら無意識に口ずさむメロディもカラフのアリアになったりする。
駅から市民会館へ向かう道沿いの街路灯に、PRの小旗が取り付けられた。
町ぐるみで雰囲気が盛り上がっていくといいな。
公演までいよいよあと1ヶ月。
【立川市民オペラ公演2012】
プッチーニ/
歌劇「トゥーランドット」
2012年3月10日(土) 17時開演、11日(日) 14時開演
立川市市民会館(アミューたちかわ)大ホール
(11日は残席僅少だそうです)
posted by 小澤和也 at 00:49| Comment(0)
| 日記
2012年02月08日
師の演奏会へ
SIOフィルハーモニックウィンドオーケストラの演奏会を聴く。
(@すみだトリフォニー大ホール)
…いや、聴くというよりは「聴きながら視る」と言った方が正しいかも。
プログラムは、汐澤先生お得意の馴染みのものばかり。
「祝典序曲(ショスタコーヴィチ)」「エルザ」「アルメニアンダンスPart1」「ガイーヌ」etc.
音楽も…当然ながら徹頭徹尾『汐澤節』。
楽員がみな門下生ということで、凄まじいほどの求心力である。
今日聴いた中では、伊福部昭(和田薫編)「ゴジラ・ファンタジー」が圧倒的な熱演だった。
今日(2/8)は伊福部昭氏の命日なのだとか…
今日も1階席十数列目、センターから少し上手寄りに座った。
先生の指揮ぶりは、僕が師事していた頃から全くと言ってよいほど変わっていない。
それでもなお…
今でも、折に触れて師のタクト捌きを拝見するたびに、色々なことを考えさせられる。
不思議なものだ。
やはり、師はずっと師であられるということだろう。
このことについて、もう少し思いを巡らせてみようか…
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0)
| 日記
2012年02月06日
二つの言葉
TVを観ていて心に残る言葉があった。
『型破りな演技は、
型を知らずにはできない。
型を知らずにやるのは、
型なしというのだ』
歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが、師匠からいただいた言葉とのこと。
「古典なるもの」と日々対峙する…
この点において、歌舞伎と西洋音楽は共通だ。
日頃から考えていたことではあったが、改めて心に留める。
もう一つ。
『得るは、捨つるにあり』
ある靴職人の方が番組中で仰っていた言葉。
これはもう…そのものズバリだ。
いつ何時においても、前へ進んでゆくうえで必要な覚悟と言えよう。
〜言葉の力に、感謝〜
posted by 小澤和也 at 23:55| Comment(0)
| 日記
2012年02月04日
モーツァルト愛
一橋大学大学院教授で、音楽文化論・ドイツ語がご専門の田邉秀樹教授の最終講義を聴講した。
(3日、東キャンパス)
教授のお弟子さんで音楽学者・評論家の広瀬大介さんから、Twitter上でご紹介戴いたのがきっかけである。
講義のテーマは
「モーツァルト・オペラの面白味」。
氏のモーツァルトとの出会いのエピソードから始まり、モーツァルトの人物像、彼と父親レオポルトとの愛憎に満ちた関係…
氏の穏やかな語り口に、ごくごく自然に引き込まれていく。
今回拝聴したお話の中で僕がもっとも感銘を受けたのは…
モーツァルトの人生と彼のオペラ作品群の間にある密接な関係についてである。
例えば、
§父子関係(レオポルトとの対立と葛藤)
…ポントの王ミトリダーテ、イドメネオ
§雇用・主従関係(宮仕え、コロレド大司教)
…フィガロの結婚
§姉妹への愛(アロイジアとコンスタンツェ)
…コシ・ファン・トゥッテ etc.
なるほど!実に明快だ。
思わず膝を打つ。
また、1770年代に現れた「バロック・オペラから近代オペラへの転換」とカストラートの衰退、さらにモーツァルト自身の「声変わり」の時期の符合についてなど、興味深いお話を伺うことができた。
「僕の若い頃は、モーツァルトは"野党"だったんです…主流はベートーヴェンでした(笑)」
「好きなこと(モーツァルト研究)をこうして数十年ずっとやって来られて…幸せですね」
とおっしゃる教授の、愛に満ちた優しい表情が印象的だった。
田邉教授、ありがとうございました。
そして、僕をこの場面へ引き合わせてくださった広瀬さんにも…感謝。
posted by 小澤和也 at 00:27| Comment(0)
| 日記
2012年02月02日
2010〜2012
この「小澤和也 音楽ノート」、
本日をもってスタートから満2周年となりました。
ご覧くださっている皆さまに、心から御礼申し上げます。
この一年、辛い気持ちで筆を進めることも少なくありませんでした。
音楽に、また音楽家にいま何が出来るのか、真剣に悩みもしました。
(現在もその気持ちは同じです)
そんな思いの中で得た、僕なりの結論。
「とにかく自分にできることをする、
一日一日を乗り越えていく、
そして、あの日のことを忘れず、
ずっと思い続けていく」
これからも、このBlogを通して皆さまと繋がっていければと思います。
応援よろしくお願いいたします。
2012.2.2 小澤和也
posted by 小澤和也 at 00:01| Comment(2)
| 日記