2012年06月06日

フランデレン語で歌おう!

我がペーテル・ブノワの音源を新たに入手した。
 
 
"De Wereld in!"(世界へ!)
副題:Kindercantate(子どもカンタータ)
 
1878年、ブノワがアントウェルペン音楽学校校長として、フランデレン語(≒オランダ語)による教育に力を注いでいる時期の作品である。
 
届いてすぐに…まず一聴。
予想通り小ぢんまりと可愛らしく、何とも微笑ましい曲想だ。
テキストも極めて教育的・啓蒙的。
純粋に「習い、歌われるための」音楽である、と位置づけてよいのではないか。
一般に好んで聴かれる、あるいは後世に永く伝わってゆくような名作とは異なるものだと思うが、
「ブノワがこの時期にこういう曲を書いた」、
そのことが(少なくとも僕にとっては)大切なのだ。
 
フランデレン語が公用語として認められてゆく途上にあって、このカンタータが子ども達によって元気よく歌われたのだろうな…
などと想像を巡らす。
posted by 小澤和也 at 01:11| Comment(0) | 日記