2013年01月18日

あしべ歌い初め

 
本年最初の合唱団あしべレッスンへ。
メンバーの皆さん、お元気な様子でお顔を見せてくださった…よかった。
 
さっそく新曲に取り組む。
「花のかず」(岸田衿子詩/木下牧子曲)、技術的にはあしべにとってちょっぴり冒険だけれど、メロディはもちろんのこと、詩もとっても美しい作品。
歌い込んでいったら、きっと皆さんの好きな曲になるだろう。
 
レッスン後半は、先月からさらい始めたフォーレのモテット "Maria, Mater gratiae"。
皆さんよく覚えていらしてて嬉しかったなあ。
慣れないラテン語のテキストだけれど、発声へのより高い意識を目指すうえでぜひ取り上げたかったジャンルだ。純度の高い、澄んだ歌声を目指すために、しばらく歌い続けてゆこう。
 
2013年も楽しいお稽古を、
そして楽しい一年になりますように。
posted by 小澤和也 at 23:47| Comment(0) | 日記

2013年01月17日

愛聴盤(33)〜ツェヒリンの弾くシューベルト

 
§シューベルト/ピアノ・ソナタイ長調 D.664
  ディーター・ツェヒリン(pf)
('72年録音)
 
 
以前にも書いたが、最近好んでよく聴く音楽のひとつがシューベルトのピアノソナタである。
その中でも、このイ長調ソナタは飛び切りのお気に入りといってよいだろう。
 
『シュタイヤーーそれはウィーンから西へ170キロ程にある、リンツから程遠くない美しい町で、古い家並みはいまも見事に保たれている。ここでシューベルトは美しい自然に囲まれて、〜恵まれた夏を過ごした。このころはシューベルトの最もしあわせだった時期に数えていいだろう。それは音楽のうちにも聴きとれるようだ。』(p.68)
 
僕の愛読書、
「フランツ・シューベルト」(前田昭雄著、春秋社)からの自由な引用である。
 
1819年6月にこの地で書かれたイ長調ソナタを、ツェヒリンは実に表情豊かに奏でている。
表情豊かといっても、ただ単にテンポを揺らすとか、老練な語り口で聴かせるなどというのとはまったく異なる。
 
『第一楽章には、本当に明るくのびやかな気分が溢れている。これほどシューベルト的な、幸せの輝く主題は多くはない。』(同ページ)
 
シューベルトが楽譜に記したそのままに、歌ったり呟いたり、飛び跳ねたり身をかがめたり…
「青さ」をも含めた若々しさを、何のフィルターも通さずに音にした〜
ツェヒリンの演奏はそんな印象なのである。
 
『第二楽章アンダンテのしっとりした優雅さも、牧歌的な安らぎを呼吸している。しかしこの一見平穏な変奏曲の音の言葉には、やがて美しい憧れと深い悲しみの心が漲り溢れてくる。』(同ページ)
 
ツェヒリンはここでも、ことさら暗さを強調し過ぎることなく、「初期シューベルト」の様式感をしっかりと保っているように思える。
 
そして第三楽章…
『モーツァルト風のきりりとした楽想に続いて、ウィーナーヴァルツァーのリズムもきこえてくる。この快活なフィナーレも「シュタイヤーの夏」のしあわせの反映と言えるだろう。』(p.69)
 
この言葉に付け加えるものは、何もない。
 
このディスク、録音も美しい。
付け足されたり加工されたりといった余計なものが、ここには一切ないのだ。
posted by 小澤和也 at 22:22| Comment(0) | 愛聴盤

2013年01月14日

いよいよ再来週に

 
ソシオテック・ウィンドオーケストラとのリハーサル@鎌倉芸術館大ホール。
 
「展覧会の絵」全曲を初めて通した。
細かい課題は残るものの、Tuttiのサウンドはかなり練られてきたと思う。
 
 
メンバーはこの三日間ずっと練習だったはず。
(演奏会は三部構成、展覧会は第3部)皆さんお疲れさまでした。
残り2週、いい準備をしましょう!
 
 
ソシオテック・ウィンドオーケストラ
第20回定期演奏会
 
1月27日(日) 14時開演
鎌倉芸術館大ホール
全席自由、入場無料
 
みなさま、ぜひお運びください。
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0) | 日記

2013年01月10日

ヴァーグナー、ヴェルディ、そしてアイーダ

 
今年はヴァーグナーとヴェルディの生誕200年にあたる記念の年だ。
そんな時流(?)を反映してか、年明け早々からこの二大巨匠の作品を仕事で取り上げる機会に恵まれている。
  〜椿姫、タンホイザー、ヴァルキューレ、マイスタージンガー etc. 〜
特にヴァーグナーはこれまで、(序曲・前奏曲を除けば)ほとんど手掛けるチャンスが無かったので、とても貴重な体験となる。
 
だが…
僕にとっておそらく、今年最も深く付き合うことになるであろうオペラは「アイーダ」だ。
 
久しぶりにヴェルディの伝記を繙く。
小畑恒夫氏著の「ヴェルディ」。
その生涯と作品についてコンパクトに、しかも濃密にまとめられた良書であると思う。
「アイーダ」は1871年初演、ヴェルディのオペラ26作目にあたる。
オペラ史におけるこの大傑作の位置付け、またヴェルディの「オペラ観」の変遷などに思いを馳せつつ読み進む。
この作曲家の正しい理解に不可欠なキーワードの数々が、新鮮なフレーズとなって目に飛び込んでくる…
 
これらを踏まえ、改めてスコアそのものに向き合うことにより、また新しい「何か」が見えて来るだろう。
 
こうして素晴らしい音楽に日々向き合ってゆけることに…感謝。
 
 
posted by 小澤和也 at 23:52| Comment(0) | 日記

2013年01月07日

第九 at 羽田空港

 
 
この「音楽ノート」をご覧くださっている
HN:"会長"さんより、
この動画をご紹介いただきました。
(12/25記事のコメントとして)
 
 
【東北支援チャリティーイベント 羽田空港フラッシュモブ 2012】
 
 
 
さっそく視聴しました。
あまりに素晴らしいので、この場で再度ご紹介します。
 
人が「ある出来事」を忘れずに心に留めておくことの大切さ、
「何か」をしようと力を合わせてアクションすることの素晴らしさ、
そしてベートーヴェンのこの作品自体の持つ「聴く者の心を揺り動かす力」etc. …
これらのすべてが一つとなり、この9分あまりの動画に生命を与えているように思えます。
 
 
出演は
DNP(大日本印刷(株)※)フィルハーモニック・アンサンブル&同合唱団
("会長"さんは合唱団のメンバーとのこと)、
国境なき合唱団、
JALグループ合唱団フロイデ、
JALベルスター2012
の皆さん。
 
"会長"さん、ありがとうございました。

※コメント欄にて"会長"さんよりご指摘をいただき、(株)の位置を訂正致しました。
関係者の皆様、大変失礼を致しました<(_ _;)> 2013.1.9 ozawa
posted by 小澤和也 at 23:14| Comment(2) | 日記