![]() 朝日新聞の「東日本大震災」報道写真展を観る。 (@有楽町朝日ギャラリー) 写真はおよそ60点。 みるみる街を飲み込んでゆく津波。 ご家族を亡くされた方々、それぞれの追悼と祈りの風景。 そして… 復興に向けて立ち上がる人々の姿。 二年近く経った今でも、僕の心が受ける衝撃は少しも変わらなかった。 福島の原子力発電所関連の写真ももちろんあったが、いささか表面的な扱いではなかったろうか。 新聞記事をそのままパネルにしたものや、雑誌などの資料でもって補われているようではあったが… (あくまで私見である) 出口近くまで来たところで少し息苦しさを覚え、しばらく腰掛けて休む。 あの時、TVの前で味わった「無力感」が頭の中で蘇る。 心を鎮めてから、会場を後にした。 言葉にならない想いが、胸の内で複雑に絡み合う。 ただ言えることは… 我々はあの日起きたこと、あの時脳裏に去来したものを決して忘れてはいけない。 そして、 あの惨劇からもっともっと多くを学ばなくてはならないのではないだろうか。 3月13日まで、11〜19時。 |
2013年03月04日
あの日の記憶
posted by 小澤和也 at 21:26| Comment(0)
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