![]() 〜芸術の秋〜 10月は合唱祭のシーズン。 今年は2つの本番をご一緒させていただいた。 まずは江戸川区合唱祭。 合唱団あしべとともに、かれこれ十数回目の参加になるだろうか。 ![]() タワーホール船堀 大ホール。 ここの響きはほんとうに美しいと思う。 今回あしべが手掛けた木下牧子『花のかず』より3曲。 難しい作品だったが、じっくりと時間をかけることにより、曲への深い共感をもって歌えたと思う。 大急ぎでの電車移動…間に合った! 立川市民合唱祭(多摩社会教育会館)。 市民オペラ合唱団と『アイーダ〜凱旋の合唱』を演奏した。 こちらもかれこれ半年以上歌い続けているナンバー、確信に溢れた力強い歌唱となった。 ![]() 終演後、万一に備えスタンバイしてくださっていた宮アさんと。 あしべの皆さん、そして市民オペラ合唱団の皆さん、お疲れさまでした。 (来年は…どうか重なりませんように…) |
2013年10月28日
合唱祭×合唱祭
posted by 小澤和也 at 21:47| Comment(0)
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2013年10月25日
若き芸術家たちのうたごえ
![]() 女子美祭@杉並キャンパスへ。 平日、しかもあいにくのお天気で ぼちぼちの賑わい。 ![]() お目当てはもちろん… 音楽部のミニコンサート。 広瀬、松下、信長の合唱作品から 映画音楽まで盛りだくさん。 ![]() 学年別のアンサンブルも披露。 ![]() ![]() アンコール曲(ルージュの伝言)では 次期学指揮にバトンタッチ。 ![]() 学業や制作で多忙な中活動を続けている音楽部のみんな。 これからも応援したいな。 学指揮Mさん、お疲れさま。 楽しかったよ! 時間がなく、絵画や彫塑などの展示を見られなかったのが残念… こちらは急ぎ足で撮ったポスターなど。 ![]() ![]() ![]() 女子美祭は日曜日まで。 最終日の27日には相模原キャンパスで 音楽部が歌います。 お近くのかたはぜひ! |
posted by 小澤和也 at 20:20| Comment(0)
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2013年10月21日
出演イベントのごあんない
§第34回 江戸川区合唱祭への参加
(合唱団あしべ)
日時…2013年10月27日(日) 13:30開演
会場…タワーホール船堀(都営新宿線船堀駅下車)
曲目…木下牧子/女声合唱とピアノのための「花のかず」より
出演…合唱団あしべ、小澤和也(指揮)、浅野正美(ピアノ)他
♪合唱団あしべの出演は13:50頃の予定です。
§第39回 立川市民合唱祭への参加
(立川市民オペラ合唱団)
日時…2013年10月27日(日) 12:20開演
会場…東京都立多摩社会教育会館(JR立川駅 or 西国立駅下車)
曲目…ヴェルディ/「アイーダ」より 凱旋の合唱
出演…立川市民オペラ合唱団、小澤和也(指揮)、清水新(ピアノ)他
♪立川市民オペラ合唱団の出演は15:20頃の予定です。
§2013大町市民芸術祭 Sky Blueコンサートへの参加
(立川市民オペラ合唱団)
日時…2013年11月10日(日)13:00開演
会場…大町市文化会館
曲目…ヴェルディ/オペラ合唱曲集
(「ナブッコ」より ヘブライ人達の合唱
「イル・トロヴァトーレ」より ジプシー達の合唱
「アイーダ」より 凱旋の合唱)
出演…立川市民オペラ合唱団、小澤和也(指揮)、今野菊子(ピアノ)他
♪立川市と姉妹都市である長野県大町市にて開催される市民コンサートです。
みなさま、ぜひお運びください。
posted by 小澤和也 at 23:53| Comment(0)
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2013年10月19日
合唱版『やまがた 我がふるさと』
![]() 山形出身のソプラノ、宮ア京子さん(写真右)の歌う 『やまがた 我がふるさと』(やまがた賛歌 改め)の合唱譜が完成! 宮アさんのホームページに掲載されました。 僕は今回、この曲の女声二部合唱&女声三部合唱へのアレンジをお手伝いしました。 (これらの他に混声四部合唱ヴァージョンもあります) 試演と修正を幾度となく繰り返し、推敲を重ねました。 こちらが女声二部版(部分)。 ![]() そして こちらが女声三部版(部分)。 ![]() 詳細は 宮ア京子オフィシャルWebサイト をご覧ください。 (僕のこのBlogの「リンク集」からも上記サイトへ飛ぶことができます) 宮アさん曰く、 『多くの方々に歌って頂きたく、自由に(無料で)印刷・利用できるようにしました』とのこと。 著作権に関係する手間も一切ないそうです。 作詞/作曲は岩井邦夫さん。 山形の豊かな自然と風景を優しく歌い上げた、爽やかで美しい曲です。 ぜひとも、広く親しまれる歌になってほしいと心より願っています。 |
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2013年10月15日
新学指揮、デビュー
東京農工大グリークラブのレッスンへ。
学園祭でのコンサートに向けて、歌唱はもちろん、この秋デビューの学生副指揮者(2年生x3名)のタクトへのアドヴァイスも。
Maestrini達の持つ楽曲へのイメージは尊重しつつ、アンサンブルやニュアンス付けのちょっとしたコツを伝授。
それでうまく通った時の彼らのうれしそうな表情に…
こちらもつられて笑顔になる。
あっという間の、密度の濃い120分だった。
§東京農工大学グリークラブ
農工祭ミニコンサート
日時…
11月9日(土)、10日(日) 14:30開演(両日とも)
会場…
東京農工大学農学部(府中キャンパス)
※詳細は追ってご案内いたします。
曲目…
Da Battle of Jerico(黒人霊歌)、My Favorite Things(ロジャース)、はじまり(木下牧子)他
posted by 小澤和也 at 23:55| Comment(0)
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2013年10月11日
ブルックナーの「白鳥の歌」
今日の作業をすべて終え、ブルックナー/第9交響曲のディスクを聴く。
今日は彼の命日である。
(1896年没)
結果的に彼の白鳥の歌となった第3楽章の、胸に突き刺さるその痛さ!
初めてこの曲に触れたときのショックは今もそのまま脳裏にある。
僕にとっての同曲の遠い記憶は、FMで聴いたサヴァリッシュ/ウィーンフィル@'83年ザルツブルク(だったと思う)ライヴの佳演。
録音したテープを、何度繰り返し聴いただろうか。
ひたすら耳に「直接」刻み込むように。
(この当時は、スコアなんて容易に手に入るものではなかった…)
この演奏は最近CD化されているようだ。
でも…僕は何となく手を出さずにいる。
〜己の中に刻まれた記憶のまま、
持ち続けておこうかと〜
サヴァリッシュはその翌年に、当時の手兵バイエルン国立管とこの曲をセッション録音した。
いま聴いているのはこの盤である。
ひたすらに神に祈るブルックナーの姿が…僕には見える。
posted by 小澤和也 at 23:58| Comment(0)
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2013年10月10日
ヴェルディ生誕200年
すっかり失念していた…
今日がその日だということを。
今日は最近入手した「ルイーザ・ミラー」と「シモン・ボッカネグラ」のCDを聴こうと決めていた。
ディスクを入れ替えながらふとTwitterに目をやると…
出るわ出るわ、
『今日はヴェルディの誕生日』
の書き込みが!
あまりの偶然に軽く身震い。
中期のヴェルディ特有の美しい旋律と畳み掛けるようなリズムがとめどなく流れゆく「ルイーザ」、そして登場人物達の心の襞をそのまま音に置き換えたような、重く深遠な「シモン」をたっぷりと味わう。
出世作「ナブッコ」から「リゴレット」「椿姫」を通って「アイーダ」「オテッロ」へと到達したこのイタリアの巨匠の道筋を、これからじっくりと究めていきたい。
夜のプローべは立川の「アイーダ」。
文字通り、終日ヴェルディ漬けの幸せな一日に。
来月に大町市(長野)で歌う "Va, pensiero..."、響きが少しずつ良くなってきた。
こういったUnisonを美しく歌えるようになるというのは、そのまま合唱団のカラー、さらに言えば美質になるはずだ。
Buon compleanno, Giuseppe!
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0)
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2013年10月09日
青春のカナディアン・ブラス
今朝のNHK-BSで、カナディアン・ブラスの演奏会(つい最近の来日公演の映像)を観る。 懐かしい… 我が青春のCB! 中学に進みテューバを始めたばかりのK少年にとって、CBはアイドル的存在であった。 来日公演に行くことは叶わなかったが、FMを聴き、レコードを買い、TV(NHK「音楽の広場」にゲスト出演したはずだ)を録画して聴きまくった。 少年Kのいちばんのお気に入りは「小フーガト短調」。 耳コピーして楽譜を起こし、部活の同級生達と挑戦したのも良い思い出だ。 (もちろん十小節も吹けなかった) 当時のメンバーは R.ロム、F.ミルズ(Trp)、グレイム・ペイジ(Hr)、E.ワッツ(Trb)、そして憧れのC.デーレンバック(Tub)…だったろうか。 所有するレコードジャケットにある写真。 ![]() あれから30年。 今朝TVで見ると、チャック以外はメンバーが全て代わっていた…当然か。 でも、サウンドのイメージは当時のままだったな。 今朝のTV画面より。 ![]() ![]() メンバー最年長のはずのチャックによる身体を張った演技&演奏! 今思えば、僕はアンサンブルの楽しみ、そして音楽をする悦びというものを、彼らから教わったということになる。 久しぶりにレコードを聴こうかな… ![]() |
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0)
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2013年10月07日
新調
![]() 今度手掛ける予定のオペラのスコアを新調。 真っさらなページが気持ちよい。 ずっと見慣れていたはずの景色ががらっと変わったかのよう。 これまでに 経験として積み重ねてきたもの。 加えて、 新たに感じ取り紡ぎ出されるイメージ… これらの総合によって、 大好きなこの作品に改めて生命を吹き込んでゆきたい。 |
posted by 小澤和也 at 21:11| Comment(0)
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2013年10月03日
心に響くものとの出会い
![]() 『アーティストになれる人、なれない人』(宮島達男編・マガジンハウス) を読んでいる。 まだ途中だけれど、第2章:宮島達男さん(現代美術家)x大竹伸朗さん(画家)の対談のページに激しく心を揺さぶられた。 以下、響いたフレーズをランダムに。 「作り続けるのは 自分がこの世から消えないためである」 「続けた人間だけが 超えていけるものがある」 「何かが起こりうる出会いは "偶然" の出会いである」 「芸術家は "どれだけの時間に耐え得るか" だ」 「理不尽、無意味なものは 時を経てやがて意味を持つ」 etc. 思えば、僕がこの本を知ったのだって、Twitter上での "偶然" のようなものだものな… 続きを読むのが楽しみ。 そして、 僕から逃げて行かなかったこの「偶然の出会い」に感謝。 |
posted by 小澤和也 at 22:18| Comment(0)
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