2013年12月16日

稽古風景

立川Aida合唱の特別立ち稽古へ。
(16日@錦学習館)
休憩を挟んで5時間…
第1&2幕を中心にみっちりと。
 
今日の稽古場は広々。
ほぼ原寸で動き回れる大きさ。
 
演出の直井先生、久々のご登場。
各場面に明快に、そして繊細に動きをつけてゆく。
 
 
 
(写真はすべて合唱指導の宮ア京子先生が撮影されたものをお借りしました)
 
この日の稽古で、今回の舞台のイメージが一気に鮮明になった気がする。
合唱団のメンバーも、長丁場を必死にがんばってくださった。
ソロパートを歌ってくれたコーラスサポートのみんなも…どうもありがとう!
 
年内残りあと2回の稽古で、今日の内容をしっかり咀嚼し、定着させねば。
音楽も再度の細かいチェックが必要だ。
 
皆さん、お疲れさまでした。
 
posted by 小澤和也 at 00:22| Comment(0) | 日記

2013年12月13日

あしべ歌いおさめ

今日は年内最後のレッスン。
特段変わったことをするでもなく、普段通りの練習を。
 
コツコツ積み重ねてきたフォーレのモテット、"Maria Mater" に続いて "Ave Verum" がいよいよ形になってきた。
さらに歌い込むことによって、あしべのレパートリーになりそう。
最後に、メンバーの皆さんも大好きな『宵待草』を歌って、レッスン終了。
 
その後は恒例の「お疲れさま会」。
馴染みのレストランで美味しい料理をお腹いっぱいいただく。
 
 
 
一年間、楽しく活動できてよかった。
ピアノの浅野先生、藤城先生、そしてヴォイストレーナーの坂野先生、今年も大変お世話になりました。
 
来年も楽しく歌えますように。
 
 
posted by 小澤和也 at 23:58| Comment(0) | 日記

2013年12月09日

シューマンを辿る(2)

 
§弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 op.41-2
1842年作曲。4楽章からなる。
 
ソナタ形式の第1楽章。
冒頭の主題が実に清々しい。
次いで現れる第2主題ともども入念に対位法処理が施された、均整のとれた楽章である。
 
第2楽章:アンダンテの深い響きは、あたかもベートーヴェン後期の変奏曲のよう。
続くスケルツォの怪奇なリズム(執拗なシンコペーションの連続!)はピアノ曲的な発想か。
 
そして第4楽章は、『春の交響曲』フィナーレの気分をそのまま受け継いだような第1主題で始まる。
ほどなく現れる第2主題を耳にして、アッと思った。
テンポ感こそことなるものの、これは紛れもなく『第2交響曲』フィナーレの「讃美の主題」の先取りではないか!
 
(譜例:上が弦楽四重奏曲、下が第2交響曲)
 
この高貴なるフレーズが、すでにロベルトの心の中に在ったということになる。
(単に僕が知らなかっただけのことではあるが)新鮮な驚きにふっと頰が緩む瞬間であった。
 
前作から大きな飛躍を遂げたこの作品、「今や青春の真っ直中」といったところだろうか。
posted by 小澤和也 at 00:38| Comment(0) | 音楽雑記帳

2013年12月06日

ホテル the 寿

 
久々に芝居へ。
 
演劇ユニット インスピッ
旗揚げ公演『ホテル the 寿』。
(@新宿タイニイアリス)
 

花がいっぱい。
 
 
前説ゲストの小堺翔太さん。
(こっそり撮らせていただいた)
やや緊張気味のようにお見受けしたのだが…
これが芸風なのかしら?
 
 
そして本編。
畳みかけるようなストーリー展開。
スピード感のあるセリフ回し。
(ギリギリついていけたかな)
ほぼ想像通りのドタバタコメディだったけれど、クスリとさせる笑いあり、ちょっぴりしんみりとする場面も。
 
TVのドラマは普段全く観ないが、こうした小劇場でのライヴはやっぱり面白い。
「空間の狭さ」が完全に「利点」となっていると思う。
大いに楽しんだ。
 
 
公演はあさって12/8(日)までだそうです。
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:24| Comment(0) | 日記

2013年12月02日

シューマンを辿る

 
それまでピアノ曲やリートしか作曲していなかったシューマンが、ふとしたきっかけから『春の交響曲』を書き上げたのは1841年のこと。
初演(指揮はメンデルスゾーン)は大成功、その勢いに乗って『交響曲ニ短調』など数曲の管弦楽曲を手掛けた…が、成果は今ひとつ。
〈シューマンの筆が交響曲書法に関してまだ充分には熟していなかった〉(前田昭雄氏の著作より)ということだろうか。
 
その反省を踏まえてか、翌年には多くの室内楽作品が一気に書き上げられた。
3つの弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲などである。
そしてこの段階で大きな力を蓄えたシューマンは、翌1843年のオラトリオ『楽園とペリ』を経て、傑作『ピアノ協奏曲イ短調』『交響曲第2番』の世界へと到達するのであった。
 
僕自身の勉強のために、この時代のシューマン作品をポツリポツリと辿ってみようと思う。
 
§弦楽四重奏曲第1番イ短調 op.41-1
1842年作曲。
古典的な4楽章構成を持つ。
 
第1楽章は序奏部を伴うソナタ形式。
冒頭こそイ短調でロマンティックに始まるのだが、主部に入ると一転してヘ長調が軸となってしまうところが "若さ" だろうか。
 
第2楽章:スケルツォを経て
第3楽章:変奏曲形式のアダージョへ。
短い前奏ののちに現れる主題が、ベートーヴェン第九交響曲の第3楽章のそれとよく似ている。
 
そしてフィナーレ、ソナタ形式。
激しい性格の両主題をもとに、フガート的な展開も交えて勢力的に進むが、コーダ近くに素朴な、そして夢見るようなエピソードが挿入される…
これもシューマンらしさの一端か。
 
この第1番、印象を一言で表すならば
「懸命に背伸びをしている小さな女の子」
といった感じ。
 
いずれまた続きを書こうと思う。
 
posted by 小澤和也 at 23:58| Comment(0) | 音楽雑記帳