2015年05月08日

プッチーニとジグソーパズル

 
連休明けの昨日、立川市民オペラ合唱団のプローベへ。
先月からスタートした『ラ・ボエーム』の音取り稽古もこの日で4週め。
コーラスにとって(ほぼ)唯一にして最大の見せ場である第2幕の譜読みも着々と進んでいる。
 
ところで…
プッチーニの合唱は難しい。
それはヴェルディ、あるいはドニゼッティの難しさとは微妙に異なる。
今回のラ・ボエームでも、ほんのひと節歌っては休みを数え、また歌っては休む…といった部分が多い。
歌う部分ももちろんだが、この「休みを数える」作業が大変なのだ。
 
この日、男声パートの稽古を見ながらこんなことを考えた。
〈ラ・ボエームの合唱の1フレーズというのは、あたかもジグソーパズルのピースのようだなあ〉と。
例えばテノールだけ、あるいはバスだけを単独で歌ったのでは、そこに何の絵柄が描かれているのかがさっぱり分からない。
だが、コーラスが全パートぴたりと合わさったとき、さらにはそれが独唱やオケと見事に重なり合ったときには、実に美しいフォルムが浮かび上がってくるのだ。
 
それを実感するためには…
結局のところ地道なパート練習が大切ということになるか。
やっぱりピースは1つ1つ、正しい場所に置かないとね。
 
posted by 小澤和也 at 02:03| Comment(0) | 日記

2015年05月04日

今日は近場でのんびりと

 
近所の蕎麦やさんでゆっくりとお昼。
 
 
まずは
いつもの蕎麦茶と揚げ蕎麦から。
オーダーしたのは
これまたいつもの田舎蕎麦と海老かき揚げ。
 
 
お蕎麦はつゆで戴いたり塩で戴いたり。
どちらも美味しい。
徒歩圏にこんなお店があるのは嬉しいものだ。
 
 
店を出る。
真っ直ぐ家には戻らず、
軽く運試しを兼ねて食後の散歩へ。
そして…
 
 
…おお、残念でした。
 
落ち着いた雰囲気の喫茶店なのだが、
店休日が読めないことしばしば。
 
帰宅。
家でコーヒーを淹れる。
デザートは最近お気に入りの
ヨゼフ・クリップスのモーツァルト。
 
 
今日は近場でのんびりと。
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 20:46| Comment(0) | 日記

2015年05月02日

若き俊英たちのオペラアンサンブル

 
 
Bella vita
モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』へ。
(1日@小金井 宮地楽器ホール)
 
立川の市民オペラ合唱団をいつもサポートしてくださるメンバーが多く出演されているということでお誘いいただいた公演。
 
ホールにピットがないため、オーケストラは客席下手壁際にコンパクトにまとまってレイアウトされていた。
苦肉の策ながらナイスアイディア。
 
 
まず感じたのがユニークな演出。
多少未整理な箇所も見えたが、その意図するところは伝わっていた。
徹頭徹尾ブッフォ(ときにお笑い的なほどに)にストーリーが展開してゆく。
パンフレットに紹介されていた「血が苦手なドン・オッターヴィオ」「酒に弱いドン・ジョヴァンニ」といった設定も面白い。
 
キャストの皆さん、素晴らしかった。
タイトルロール(新造太郎さん)およびレポレッロ(高橋正尚さん)の抜群の安定感と存在感、ドンナ・アンナ(伊藤晴さん)とドン・オッターヴィオ(吉田連さん)はそれぞれアリアで圧倒的な美声を聴かせてくださった。
舞台上でピカピカと光を放っていたのがヅェルリーナ(藤原唯さん)、そして特に第2幕で迫真の演技を見せてくださったのがドンナ・エルヴィーラ(実川裕紀さん)。
 
ひとつ残念に思ったのが、オーケストラと歌とのバランスがどうだったか、である。
僕は1階席の上手側ほぼ壁寄りに座ったのだが、それでも時折器楽の音塊が声をマスクする瞬間が多々あった。
下手寄り、あるいは2階席ではどのように聞こえていただろう。
上述のように制約の多いホールであったわけだけれども…
 
ともあれ、全体的には大いに楽しめる内容であった。
いろいろ考えて結局行き着くのは「モーツァルトの音楽はなんて素晴らしいんだろう」の一点に尽きる。
でも、それを活かすか殺すかはパフォーマーたちの「思い」の強さだろう。
チームワーク、(良い意味での)勢い、そしてスタミナ…
"若さ" というものの持つメリットを最大限に感じさせてくれた公演だった。
 
ご盛会おめでとうございます。
 
 
 
posted by 小澤和也 at 00:12| Comment(0) | 日記