2017年12月31日

演奏会のお知らせ

 
 
初めてご一緒するプロダクションです。
演技空間上の制約を逆手にとったかのような、創意あふれる演出&ステージが見もの。
ミミ・橋絵里さん、ロドルフォ・村上公太さんほか素晴らしいキャストも勢揃い。
 
 
§せたがや名曲コンサート
§プッチーニ『ラ・ボエーム』 全4幕
(セミステージ形式・原語上演)
 
2018年2月4日(日) 14時開演
昭和女子大学人見記念講堂
 
指揮:新通英洋
演出:青木真緒
 
管弦楽:世田谷フィルハーモニー管弦楽団
合唱:世田谷区民合唱団、えびな少年少女合唱団
副指揮:小澤和也 他
 
キャスト
ミミ                     橋絵理
ロドルフォ             村上公太
ムゼッタ                鈴木玲奈
マルチェッロ          大山大輔
ショナール             今井学
コッリーネ             清水那由太
ベノア/アルチンドロ 畠山茂
 
 
みなさま、どうぞおはこびくださいませ。
posted by 小澤和也 at 00:38| Comment(0) | 演奏会情報

2017年12月24日

湯島散策

 
冬晴れの休日に
のんびりと湯島散策。
 
まずは 
自家焙煎珈琲・みじんこ へ。
 
 
 
コーヒーは爽やかな酸味の
エチオピア/イルガチェフェ。
厚焼きホットケーキは噂どおりの美味。
 
 
 
湯島天満宮へも足を延ばす。
菅原道真公を祀る “文教の中心”。
 
 
 
久しぶりに引いたお神籤。
 
 
佳い新年が迎えられそうだ。
 
 
posted by 小澤和也 at 20:21| Comment(0) | 日記

2017年12月16日

あしべ歌い納め&忘年会

 
15日、合唱団あしべの年内歌い納め。
この一年もさまざまな歌を通してメンバーの皆さんと佳い時間を過ごすことができました。
 
 
 
 
そのことに心からの感謝を。
そして2018年もこの幸福が続きますように。
 
歌い納めの後は...
練習場近く、いつもお世話になっているレストランで忘年会♪
 
 
 
 
 
 
クロムツ、ホタテ、湯葉巻きの牛肉 etc.
とっても美味しくいただきました。
訳あってアルコール “お預け” だったのが残念...
 
あしべのみなさん、一年間お疲れさまでした。
来年も楽しく歌いましょう!
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 20:38| Comment(0) | 日記

2017年12月08日

立川椿姫、本格発進

 
立川市民オペラ “La Traviata”、
キャストによる音楽稽古がスタート。
(6日、RISURUホール)
 
この日はヴィオレッタ/鳥海仁子さんとジェルモン/清水勇磨さんが登場、第2幕の二重唱を中心に。
ここは哀しくも鬼気迫る場面だ。
ヴィオレッタの内に秘めた芯の強さをそのまま表したような、凛とした鳥海さんの歌唱。
確かな技術から発せられる清水さんの豊かな美声も印象的。
3月の公演が早くも楽しみだ。
(お二人はいずれも公演二日目 (3/18) のご出演です)
 
 
そして昨日は合唱団との久しぶりのプローべ。
立ち稽古が始まり、暗譜の完成に向けて浅くなりがちだった表情付けや言葉の捌きをじっくりと再確認する。
 
 
合唱団にとって、今がもっとも苦労の多い時期だろう。
暗譜をものにし、動作/所作の下地がついてくれば、そこから先は音楽と演技とが相乗的に作用しあって、表現がいっそう楽しくなると確信している。
 
 
§立川市民オペラ公演2018
§ヴェルディ『椿姫』 全3幕・原語上演
2017年3月17日(土) 18時開演/18日(日) 14時開演
たましんRISURUホール (立川市市民会館) 大ホール
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 08:17| Comment(0) | 日記

2017年12月01日

フルトヴェングラー没後63年に

 
11月30日はヴィルヘルム・フルトヴェングラーの命日。(1954年没)
ほぼ毎年、思い付きでディスクを手に取り、のんびりと聴きながら巨匠の音楽づくりや人となりに思いを馳せている。
今回選んだのはハイドン。
 
§交響曲第94番ト長調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1951年1月、ムジークフェラインザールでのセッション録音
 
第1楽章の序奏、木管群の古雅な音色とそれに応答する弦楽器のやわらかな響きが美しい。
主部 (Vivace assai) に入ってからも音楽は落ち着きはらった朗らかさをもって自然に流れてゆく...同時代の作曲家であるモーツァルトへのアプローチとはかなり異なるところが興味深い。
かといってフルトヴェングラーが何もしていないわけではなく、スコアにないスラーをそっと付けたり、主旋律のアウフタクトにわずかなテヌートをかけるなど、さりげない工夫がそこここに施されている。
 
『驚愕』のニックネームの由来となった第2楽章、ここでもフルトヴェングラーはAndanteを遅めにとり (この解釈はやや “時代” を感じさせるが)、メロディをじっくりと歌わせるのだ。
16小節目の例の一撃も、インパクトを効かせるというよりはどっしりとした音の柱のよう。
楽章半ば、音楽がハ短調に転じドラマティックに展開する部分では遅めのテンポが功を奏し、主題モティーフと三十二分音符の走句との絡み合いが克明に描かれる。
 
後半二楽章も同様に明快かつ清澄な音楽が繰り広げられる。
ハイドン特有のユーモアや意外性はここにはないが、端正なプロポーションの彫像を観るような愉しみがある。
 
この録音、当然ながらいわゆる「旧全集」の時代のものであり (いわゆるランドン版が世に出るのは1960年代である)、現在の我々が耳にするクリティカルエディションとは強弱やアーティキュレーションが多くの部分で異なっているが、そのことを差し引いてもフルトヴェングラーの演奏は、音楽する歓びにあふれた説得力の強いものである。
“セッション録音のフルトヴェングラー” も実に佳いものだ。
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 18:22| Comment(0) | 日記