2018年02月26日

今月の #ダバダー その2

 
 
今月飲んだ珈琲についてのメモ書き。
(前回同様、星の数はあくまで主観的かつ気まぐれな指標である)
 
 
【ルワンダ/ニャルシザ Buf】
ブルボン種100%使用。
ニャルシザ農協の高い精製技術には定評があるのだそう。
Bufは精製所の名称。
口に含んだ瞬間、香ばしさとともにトロッとした柔らかな舌触りを覚える。
後からほのかな酸味と苦味。
これは好きな味だ。
★★★★☆
 
 
 
 
【ハイチ/マールブランシュ】
初めて購入したハイチのコーヒー。
マイスターSさん曰く『当店で最も酸味の強い豆です』。
試飲させていただいたときの爽やかな後味がわが家ではなかなか出せなかった。
近く再挑戦したい。
 
“Mare Blanche” はフランス語で「白い沼 (池) の意。
さらに余談だが、京都の有名な洋菓子店は “Malebranche” と綴る...こちらはフランスの哲学者ニコラス・ドゥ・マルブランシュが店名の由来とか。
★★★☆☆
 
 
 
【ドミニカ/ハラバコア】
ハイチのお隣、ドミニカ。
ハラバコアは “常春” の異名をもつ山間のリゾート地なのだそうだ。
ほのかな甘み、追うように穏やかな酸味。苦みはさらにその奥に。
全体にあっさりとしている。
豆の量を少し多めにしてゆっくりと丁寧に淹れたところ、甘みがぐっと増した印象。
★★★★☆
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 22:53| Comment(0) | 日記

2018年02月21日

初体験!クルドのスイーツ


 
馴染みのブックカフェで催された
「クルドスイーツ☆パラダイス!」へ。
 
クルドスイーツがどんなものなのか、そもそも “Kurd” について漠然としたイメージしか持たない僕にはまったく想像がつかなかった。
そこで、今さらではあるが辞書で調べてみる。
 
【クルド人】
クルディスタンに住むイラン系アジア人。もと遊牧民だが現在は定住する者が多い。独立運動が活発。大半はスンニー派イスラム教徒。
(広辞苑には「クルド」の項はない)
 
英和辞典も引いてみた。
【Kurd】
クルド族 (の人)《主にトルコ・イラク・イランに住むイスラム教徒の遊牧民》
【Kurdistan】
クルディスタン《カフカスの南、カスピ海と黒海の間;トルコ・イラク・イランにまたがる高地》
 
 
図中、黄色で示された地域がクルディスタンということになろうか。
こうしてみると改めて (国境って何なのだろうな...) との思いを禁じ得ない。
 
さて、コーヒーと一緒にこの日いただいたスイーツは次の5品。
 
 
(上左) バクラバ...
ナッツ類を生地に挟んでシロップをかけたお菓子。
これでもか!という甘さ。
(上中) ケレビス...
ナッツ入りのクッキー。
いちばん好きな味だったかも。
(右) トゥズクラビエ...
塩味のクッキー。ラマダン明けによく食されるとのこと。
ビールのおつまみにも良さそう。
(下左) ハブチケキ...
ニンジンのケーキ。ヨーグルトを添えて。
これらの中ではいちばんあっさりした味。
(下右) イスラックケーキ...
ウェットなチョコレートケーキ。
これも好みの味。
 
ほかにミッヤタッスというパイ風のスイーツがあったそうなのだが、すでに売り切れ。
食べてみたかった...
 
中東のお菓子ということで、もっと独特な味付けや食感があるかとイメージしていたのだが、いざ食べてみると拍子抜けするほどに西洋風の味わい。
 
美味しくいただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:52| Comment(0) | 日記

2018年02月16日

中盤のトラヴィアータ

 
 
立川市民オペラ公演『椿姫』のプローべ、合唱立ち稽古もそろそろ中盤へ。
 
合唱団、動きと所作にリアリティと勢いがついてきた様子。
そのぶん歌に若干の粗さが見られたが、これは必ず通る道だ。
気持ちは没入させつつも、ヴェルディの音楽の持つ “様式美” を大切にしていけたらと思う。
 
 
(稽古風景の画像は合唱指導・宮崎京子先生撮影のものをお借りしています)
 
合唱団員Uさんのデザインによる恒例 “トラヴィアータTシャツ”、今回はパーカーも制作したというのでさっそく購入。
バックスタイルはこんな感じ。
 
 
立川市民オペラ公演2018
ヴェルディ『椿姫』
2018年3月17日(土)/18日(日)
たましんRISURUホール
 
みなさま、どうぞおはこびください。
 
 
 
posted by 小澤和也 at 13:28| Comment(0) | 日記

2018年02月07日

世田谷『ラ・ボエーム』終演

 
せたがや名曲コンサート『ラ・ボエーム』、
盛況のうちに終演。
(4日、昭和女子大学人見記念講堂)
 
同業の友人を介して副指揮者としてのオファーを頂戴したのは昨年12月だった。
(急なお話だな...) などと思いつつ、大好きな演目ということでお引き受けすることに。
こうして新通英洋マエストロ&世田谷フィルとの濃密な2ヶ月間がスタート。
マエストロからは音楽面・技術面で新たな刺戟を受けたばかりでなく、“組織としての” 音楽スタッフの在りようについて多くを学ぶことができた。
 
 
今回も “バンダ隊長” 役を仰せつかった。
第2幕の大詰め、カルティエラタンに現れる帰営の行進の先頭を行くリーダーである。
以前携わったプロダクションではバンダはステージ上を歩いたのだが、今回は客席通路を上手→下手へと大横断!
オーケストラとの時差も相当なものであった...これまた貴重な体験。
 
(第2幕終了直後〜
解放感に溢れた笑顔、笑顔...)
 
キャストの皆さんも素晴らしかった。
「セミステージ形式」と謳った今回の公演だったが、実際には狭いながらも独立したアクティングエリアが設けられた特殊な舞台。
そうした制約の中で、特に男性4名が (稽古中からずっと!) 見せてくださった強力なチームワークは素晴らしかった。
 
 
 
世田谷フィル&区民合唱団の皆さん、公演のご成功おめでとうございます。
これからも音楽のよろこびに溢れた日々を過ごされますように...そしていつかまたご一緒しましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 01:05| Comment(0) | 日記