2018年04月21日

ペーテル・ブノワ『盛儀のミサ』から10年

 
今年の4月20日は
僕にとっての記念日である。
 
 
10年前のこの日、我がペーテル・ブノワの “Hoogmis” (盛儀のミサ) 日本初演が行われた。
 
2008年4月20日(日) 長岡市立劇場大ホール
テノール:小原啓楼
合唱:長岡市民合唱団、法政大学アカデミーOB合唱団
管弦楽:東京シティフィル
指揮:船橋洋介
 
僕は合唱団トレーナーおよび副指揮者としてこの公演に携わった。
 
 
この作品との出会いが、僕がペーテル・ブノワという作曲家を知るきっかけであった。
以来、彼の生涯そして音楽を究めることが僕にとってのライフワークとなっている。
 
 
この”Hoogmis”、本国ベルギー以外ではほとんど知られていない。 
そんな ”秘曲“ の楽譜を入手するにあたっては、合唱団メンバーの並々ならぬ努力があった。
 
ともかくアントウェルペンからスコアが届く。
しかし合唱譜 (ヴォーカルスコア) は無い。
無ければ作るしかない。
「では私が作りましょう」
何かに導かれるように手を挙げた。
 
 
気の遠くなるような作業。
だが今となって思えば...
なんと楽しく、幸福な時間であったことだろう。
 
 
ヤン・デウィルデさん。
ペーテル・ブノワが設立した王立音楽院の音楽資料館長。
(楽譜を探していた合唱団メンバーが最終的にたどり着いたのがヤンさんだった)
“Hoogmis” 日本初演にあたって合唱団が彼をアントウェルペンより招聘、リハーサルから公演まで立ち会っていただいたのだった。
 
...思い出は尽きない。
 
 
ペーテル・ブノワの音楽を
日本にもっと響かせたい!
これが僕の、これからの音楽人生における目標である。
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 01:56| Comment(0) | 日記