2020年03月14日

3・11 祈りの日に

 
 
東日本大震災 追悼・復興祈願祭へ。
(11日、鎌倉・鶴岡八幡宮舞殿にて)
 
鎌倉の神道、仏教、キリスト教宗教者が一堂に会し、先の震災の犠牲となった人々へ祈りを捧げ、被災された方々に思いを寄せる。
 
 
僕自身は6年ぶりの参列。
毎年この時期はオペラの稽古と重なることが多いのだが、今年は運良く3/11がオフ日となった。
(結局は件のウィルス禍により公演そのものが中止に...皮肉なものである)
 
神職らによる「大祓詞 (おおはらへことば)」の朗唱のあと、僧侶らによる読経、カトリック司祭による祈りの言葉が続く。
「観世音菩薩普門品偈 (ふもんぼんげ)」の力強い合唱、そして讃美歌「いつくしみふかき」の奉唱が八幡宮の舞殿に響くさまは、厳かな空気の中にも大らかさを湛えていてなんとも清々しかった。
 
 
 
 
信仰の対象・在りようこそ異なれど、祈るという一点において心は互いに通じ合っているのだと思う。
式の大詰め、各宗教者による玉串拝礼が行われた。
榊の枝を携え、柏手を打ち礼をする僧侶・司祭の姿は実に新鮮かつ美しいものであった。
 
 
 
ウィルス禍により重苦しい空気が世界を覆い、僕ら表現者にとっても厳しい日々が続いている。
そのような中で彼らの祈りの声を聞くことができ、少しだけ気持ちが軽くなった気がする。
 
 
posted by 小澤和也 at 02:56| Comment(0) | 日記