立川市民オペラ2023 『カヴァレリア・ルスティカーナ』 のプレコンサートへ。 (2月22日、@たましんRISURUホール・1階市民ロビー) 好天にも恵まれ、フロアいっぱいに立見客が出るほどの大盛況であった。 曲目はもちろんマスカーニ『カヴァレリア〜』からのナンバー。 まずトゥリッドゥによるシチリアーナ 「乳色の夜着まとうローラよ」 Ten: 鈴木俊介さん 続いてサントゥッツァとルチーアによるシェーナ 「教えてください、ルチーア母さん...」 Sop: 江水妙子さん(写真右)/MSop: 浅井美保さん(写真左) ロマンツァとシェーナ 「お母さんも知るとおり」 上記シチリアーナとともにこのオペラ随一の聴きどころのひとつ。 江水さんの熱唱が光る。 そしてシェーナの結び、浅井さんの歌うルチーアの祈りの言葉「この娘を救いたまえ、御身サンタマリア!」は痛切このうえない。 pf: 冨田優さんの独奏で「間奏曲」も披露された。 このオペラを知らなくとも [聴いたことのあるメロディだ!] と思った方も客席に多くいらっしゃったことだろう。 司会の宮ア京子さんから本公演のご案内があり、最後に全員で唱歌『故郷』を演奏しプレコンサートはお開きに。 ご出演の皆さん、お疲れさまでした! 立川市民オペラ2023 『カヴァレリア・ルスティカーナ』 本公演は3/18(土)および3/19(日)です! 詳細はこちら↓ みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。 |
2023年02月23日
『カヴァレリア』プレコンサート
2023年02月08日
若き俊英たちとの共演
こちらも年を大きく跨いでしまいましたが... 第1回世田谷音楽コンクール・入賞者記念コンサートVol.2 2022.11.26 @トッパンホール 無事終演しました。 〜「クラシック音楽の理解と普及」「音楽文化の活性化」「音楽を通じたまちづくりの促進」を目指す〜 島影有希さん (世田谷音楽指導者協会(SMTA)・代表理事) の高い志のもと開催された「世田谷音楽コンクール」。 第1回はピアノ部門が開催されました。 そのF部門 (大学生および大学院生) における入賞者の方々とのコンチェルトによる共演。 オーケストラは2018年に『ラ・ボエーム』でご一緒した世田谷フィルの皆さんでした。 この日の演奏曲目は ♪モーツァルト/協奏曲第20番ニ短調K.466 〜第1楽章 独奏: 田中由惟さん (銅賞) ♪ショパン/協奏曲第1番ホ短調Op.11 〜第2、第3楽章 独奏: 梶原美依さん (銀賞) ♪ベートーヴェン/協奏曲第5番変ホ長調Op.73 〜第1楽章 独奏: 金子備安士さん (金賞) (写真左から: 田中さん、小澤、金子さん、梶原さん) 3名の若きソリスト達、全身から音楽が溢れ出ていました。 学舎での研鑽の時期にこうした演奏の機会を得、さぞ励みになったことでしょう。 素晴らしい経験をされたと思います...ほんとうにおめでとう! コンクールならびにコンサートを主催されたSMTAさまにも心からのお祝いと御礼の言葉を。 音楽を志す若人に彼らの力を発揮させる機会を供し、さらには地域のオーケストラとの共演の場を設ける... なんて素晴らしいことでしょう! この取り組みが今後ますます発展していきますよう願ってやみません。 世田谷フィルの皆さん、素晴らしい響きでソリストを支えてくださいました。 当日は休憩無し85分のステージリハーサル、そして本番も3曲一本勝負とハードな一日だったかと思います。 各作曲家が脳裡に描いていたであろう(と僕が考える)サウンドがホールを満たす瞬間が何度もありました。 ほんとうにお疲れさまでした。 (追記) 「第2回世田谷音楽コンクール開催のお知らせ」がSNSで発信されましたね。 (Instagram: smta_ongaku) 次回は弦楽器の部門も設けられるとか。 ますます実りある会となりますように! |
2023年02月02日
「音楽ノート」満13年
この「音楽ノート」を書きはじめてから本日で満13年となりました。
拙ブログをご覧くださっている皆さまに心より御礼を申し上げます。
日々の営みのなかで私の心を震わせてくれる音楽について、これからも愚直に綴っていこうと思います。
また、ここしばらく停滞気味であった我がライフワーク、ペーテル・ブノワと彼の音楽についても精力的に発信し続けたいと考えています。
そして一人の音楽家としてこの深遠なる芸術に対し真摯に向き合い、その美を追求するために努力してゆくことを改めてここに誓います。
今後とも「音楽ノート」をどうぞよろしくお願いいたします。
2023年2月2日
小澤和也