2014年08月28日

ケルテスの誕生日に

 
きょう8月28日は、ハンガリーの名指揮者イシュトヴァン・ケルテス(1929-73)の誕生日だ。
生誕85周年ということになるか。
されば現役でいてくれてもおかしくないのに…とはいつもの恨み節である。
 
 
彼の指揮するハイドン「ネルソン・ミサ」のディスクを久しぶりに聴く。
イスラエルフィル、独唱は L.ポップ、岡村喬生ほか、1973年4月、テルアヴィヴでのライヴ。
すなわち…ケルテス最後の演奏記録ということに。
 
これを聴き進むにつれ、改めてこんな思いが心をよぎる。
〜ライヴのケルテス、体験したかったな〜
「グローリア」中間部の厚く深い流れ(岡村喬生の堂々たる独唱!)、あるいはベネディクトゥスにおける悲痛な響き。
いずれの場面でも、実演ならではの "自由さ" と "潔さ" を感じるのだ。
 
そして最後に訪れる「ドナ・ノービス」、文字通りの "魂の平安" 。
なんと豊かなケルテスの音楽!
 
聴衆はさぞ幸福な気分であっただろう。
(これは僕の勝手な想像だけれど…)
 
 
posted by 小澤和也 at 23:38| Comment(0) | 日記
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