2014年09月24日

ファミリーコンサート考


先日放送されたN響演奏会(ほっとコンサート)の番組を見ていてふと思ったことを、番組終了後に何となくTwitterでつぶやいた。

@kazuya_ozawa:
【私見・ファミリーコンサートの心得】
・敷居は低く
・でもハードルは下げちゃだめ

すると、それに対して足立優司さんよりリプライを頂戴した。
足立さんは東京都内や福島・いわき市でコンサートの企画をされている方である。

@足立さん:
小金井音楽談話室もそのご意見に賛成
です♪

@kazuya_ozawa:
ありがとうございます!
いくつかのファミリーコンサートや子
どもコンサートを見、あるいは振って
いて思ったことです。
加えて、先ほどのN響@Eテレを見て
いて確信いたしました♪

@足立さん:
その通りと思います(^^)。
子どもは自由で柔軟、先入観なく様々
な芸術的刺激を受け入れてくれます♪ 
いわきのおでかけアリオス事業で常に
その認識を新たにしています。

@kazuya_ozawa:
御意。
「これはまだ(子供には)難しいだろ
う、きっと分からないだろう」などと、
結局大人がバイアスを掛けてしまいが
ちなのだと感じます…
自戒の念をこめて。

@足立さん:
談話室で一昨年開催した「0歳から楽
しめるコンサート」はヒンデミットの
室内楽とべリオのオーパス・ナンバー
Zooでした。
お昼にはべリオの一部を聴いてどんな
動物を表しているか、絵に描いてもら
うワークショップもやりました♪
盛り上がりましたよー(^^)。

@kazuya_ozawa:
ベリオ!木管五重奏でしたっけ?
ヒンデミットも…いいですね!
その場に居合わせたかったです(^o^)/ 

…と、このようなやり取りを。
ちなみにベリオもヒンデミットも20世紀の、いわゆる近現代の音楽のカテゴリに括られる作曲家である。

忘れてはならないこと。
"琴線に触れるか否か" は聴きて(子供)が決めるのだ。


またほどなくして、テノール歌手の山枡信明さん(デュッセルドルフ在住)からもズバリ本質を衝いたコメントをいただいた。

@山枡さん:
扱う曲が本物であること(受けを狙っ
たくだらない曲をやらない)、
そして演奏が本物であること(手を一
切抜かない)。

続いて@山枡さん:
ファミリーコンサートではパッケージ
を考え、また演出で子供を楽しませる
のは必要な努力だが、肝心の提供する
音楽が本物でないと。
選曲と演奏。

まさに「我が意を得たり」である。
・子供が "飽きない" ような選曲ありき
・交響曲は "難しい" からやらない。やっても "さわり" だけ
・馴染みのTV主題歌なら "きっと" 喜ぶだろう etc.
こういった発想がいかにナンセンスであるか。
「楽しませる」ことと「媚びる」こととはまるで違うのだ。

昨年夏、港北区民交響楽団の皆さんとやった親子コンサートは良かったな。
もちろん、楽しんでもらうためのさまざまな工夫はしたが、その代わり選曲も演奏も本気だった。
posted by 小澤和也 at 19:21| Comment(0) | 日記
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