2014年11月27日

ダンテ『神曲』の入口へ

 
タイトルだけは知っていて、いつか読破しようと思いつつ一向に手をつけることのできない文学作品が恥かしながらいろいろある。
『源氏物語』や『坊ちゃん』『こころ』以外の夏目漱石作品、『旧約/新約聖書』(これらを文学と呼んで良いかはともかく)、『パンセ』など…
 
ダンテ『神曲』もそのひとつ。
何しろルネサンスといえばダンテ、ダンテといえば神曲、である。
(かなり強引だが)
 
辞書を引くと、それぞれこんな風に載っている。
【ダンテ・アリギエーリ】
(1265〜1321)イタリアの詩人。中世と近世の分水嶺に位置する。政治に加わるが追放され、半生を放浪しながら文学に精進。etc.
【神曲】
ダンテの詩編。地獄編、煉獄編、天国編の三部に分かれ、人間の霊魂が罪悪の世界から悔悟と浄化へ、さらに永遠の天国へと向上、精進する径路を描く。etc.
 
『神曲』は様々な音楽作品とも深い繋がりをもっている。
リストは地獄編の凄絶な印象を「ダンテを読んで」というピアノ曲に描いているし、チャイコフスキー作曲の「フランチェスカ・ダ・リミニ」は同じく地獄編の登場人物の名前である。
そしてなんといっても…
プッチーニの「三部作」。
「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」の3作品がそれぞれ地獄編、煉獄編、天国編に対応するといわれている。
これは読まねば!…
と思いながら、だいぶ経ってしまった。
 
今回こそはと固く決心をし、自分の中でちょっと仕掛けをして期限を設けてみた。
それでも、数百ページの大作にいきなり挑むのは心許ないということで、手はじめに読んだのがこれ。
 
 
いわゆる "解説本" であるが、これのおかげでようやく入口に立てたような気がする。
(阿刀田高さん、今回もお世話になりました)
ここで挫けてただの知ったかぶりになってしまわぬようにがんばろう。
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 00:34| Comment(0) | 日記
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