2017年01月24日

埼玉県立近代美術館

 
 
埼玉県立近代美術館へ。
『日本におけるキュビスムーピカソ・インパクト』を鑑賞する。
 
 
これまでキュビスムやその作品に強く惹かれたことはほとんどなかったのだが、今回の "日本における" という切り口にはなぜかちょっぴり興味を覚えたのである。
 
萬鐵五郎《もたれて立つ人》
 
東郷青児《コントラバスを弾く》
 
今西中通《マンドリンを弾く女》
 
飯田善國《オーケストラ》
 
...ついつい、音楽をモティーフとした絵に目が行ってしまう。
 
キュビスムを主導したピカソやブラックの作品も展示されていた。
 
パブロ・ピカソ《静物》
 
1910-20年代に伝えられるも、日本では深化を遂げるには至らなかったキュビスム。
そして第二次大戦後、国内で開催されたピカソ展が日本の美術界に与えた衝撃...
素人の目には (え?これもキュビスム?) と思えるほど大胆に踏み込んだ展示であり、個人的には頭の中が若干疲れたけれど、その疲れが心地良く感じられる好企画だったと思う。
 
展示室を出ると...
ロダンとブールデルがお出迎え。
 
 
 
収蔵品展 (MOMASコレクション) ではドラクロワやモネ、ユトリロを観ることができた。
キュビスムの後では何と優しく眼に映ることか...
 
素敵な美術館だった。
春にまた行こう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:48| Comment(0) | 日記
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