![]() 金曜日は合唱団あしべのレッスンへ。 かれこれ20年近くご一緒している女声コーラスグループである。 秋の本番 (江戸川区合唱祭) を終え、先月から新たに手掛けている唱歌『四季の雨』。 素朴な味わいの旋律、穏やかにそして情感をこめて綴られた詞をもつ美しい歌だ。 降るとも見えじ、春の雨、 水に輪をかく波なくば、 けぶるとばかり思はせて。 降るとも見えじ、春の雨。 昨日は練習の合間にふと思いついて、ダーク・ダックス&中澤桂さんの歌う同曲を聴いていただいた。 (スマートフォンとYouTubeに感謝...便利な時代になったものである) 「ダーク・ダックス、ほんとうに優しい歌声ですね」 「とっても素敵ねぇ、中澤先生」etc. メンバーから歎声があがる。 ![]() ![]() 「ではもう一度歌いましょうか」 すると驚いたことに、皆さんの表情が実にいきいきと変貌しているではないか! 潜在していた表現意欲が目覚めたかのような艶やかな歌声。 まさかこんな “化学反応” が起こるとは! 歌い終えて。 「びっくりするほど上手になりましたね! ライバル意識が芽生えましたか?」 「はい...大いに刺激を受けました」(アルトHさん) 一同爆笑。 ともあれ、とても佳い時間となった。 ところがこの動画 (原田泰治さんのグラフィックデザインがこれまた美しい)、どういうわけか3番 (をりをりそそぐ秋の雨...) までしか歌われていない。 僕もうっかりそれに気付かずお聞かせしてしまった。 再生が終わってから皆さん顔を見合わせ 「“冬”も聴きたかったわねぇ(笑)」 ![]() その後、4番まで収録されているものをネット上で見つけた。 (同じアレンジだが歌っているのはダーク・ダックスのみ) 先のものよりもテンポがゆったりとしている。 次の機会にはこれをあしべの皆さんに聴いていただこうかな。 ![]() |
2018年12月01日
合唱団あしべと『四季の雨』
posted by 小澤和也 at 01:31| Comment(0)
| 日記
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