2020年04月05日

新生「音楽の泉」を聴く

 
日曜朝にNHKラジオ第1で流れる「音楽の泉」。
第1回放送が今から70年以上前、1949年9月なのだそうだ...驚異的な長寿番組だ。
初代解説者は堀内敬三氏 (およそ10年間)、次いで村田武雄氏 (およそ29年間)、つい先日まで担当されていた皆川達夫さんが第3代、実に32年間近くの長きにわたるご活躍であった。
 
 
その皆川さんが引退され、きょう4月5日の放送から新MC・奥田佳道さんが登場!
その記念すべき第1回オンエアを確と聴き届けるべく、パソコンの前にスタンバイ。
 
 
オープニングのテーマ曲が流れる...
これまでと同じシューベルト「楽興の時 第3番」であった。
そのときは気づかなかったのだが、番組中で『M.J.ピレシュの演奏でお送りします』と奥田さん。
いろいろと聴き比べたうえでのこだわりのセレクトだろうか。
(先週まではA.シフのものが使われていたのだそうだ)
 
 
さて、第1回の最初の曲はモーツァルト/交響曲第41番、いわゆる「ジュピター」。
王道をゆく、さすがの選曲!
流暢かつ痒い所に手が届く “奥田節” もすこぶる絶好調だ。
 
 
こうして休日の朝にラジオでモーツァルトを聴いていると、ずっと昔 (1980年代) にNHK-FMでお正月の何日間かにわたってザルツブルク・モーツァルテウムのライヴ収録 (音楽祭の公演の一部だったろうか...リサイタルや室内楽が多かったと記憶する) が流れていたのをふと思い出す。
新年ののんびりとした気分と相まってどこか雅な空気を感じたものだった。
 
 
「ジュピター」に続いて選ばれたのが、アリア『手にくちづけを』KV541。
イタリアの作曲家アンフォッシ (1727-97) のオペラ「幸福な嫉妬」を歌う友人のバリトン歌手のために書かれた挿入歌(?)的アリアとのこと。
そしてこのアリアのメロディが「ジュピター」第1楽章の終結主題に用いられていると!
 
 
一聴しただけなので定かではないが、このあたりの旋律が聞こえたような気がする。
これらのこと、ほんとうに今日はじめて知った...!
己の浅学を恥じるとともに、ご教示くださった奥田さんに改めて感謝。
 
 
あっという間の1時間。
実に佳いひとときでありました。
『またご一緒いたしましょう』
〜はい、またご一緒させてください!
posted by 小澤和也 at 10:55| Comment(0) | 日記
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