いま飲んでいるコーヒーのひとつが マラウイ: ウシンギニ農園。 豆は艶よく光る深煎りに仕上がっている。 まずはいつものように 【豆11g、湯温83℃、160cc、蒸らし時間20秒】 で淹れてみた。 深煎りならではの香ばしさ、苦み強し。 その奥にかすかな甘みととろみ。 おいしいけれどやや単調な味だ。 そのまましばらく時間をおいてみる。 (ちょっと冷めたかな) と思ったところで再び口に含むと... その瞬間にやわらかなコクと酸味がふわっと広がる。 なるほど! それならば、と 【湯温: 82℃】に変えて再度ドリップ。 すると... 苦みの質感はそのままに、まとわりつくような甘みが同時に舌の上へ到達。 これはイケる! 淹れる際の湯温によって味が結構変わることを改めて学習。 そしてこれは他の豆でも感じることだけれど... 淹れたてのコーヒーを少しだけ冷ますと、最初とはまた違った味わいが楽しめる。 マラウイ共和国はアフリカ南東部の内陸国。 南北に細長い国土は日本の約1/3の広さ、北部州・中部州・南部州の3つの州に分かれている。 首都はリロングウェ(=中部州の州都)、経済の中心はブランタイヤ(=南部州の州都)。 そしてウシンギニ農園のあるカタベイ県・ヴィフィヤ高地は北部州に属しており、その州都がマラウイ第3の都市・ムズズである。 (地図上、ピンで示しているのがムズズ) 北部州はほぼ高原地帯とのこと。 カタベイ以外でもコーヒー栽培が盛んなのだそうだ。 機会があればそれらの違いも楽しんでみたいな。 |
2020年04月07日
【私的・珈琲備忘録】マラウイ: ウシンギニ
posted by 小澤和也 at 09:47| Comment(0)
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