2020年07月22日

響きの記憶?バーンスタインのベートーヴェン

 
先日、NHKラジオ「音楽の泉」でベートーヴェンの第1交響曲を聴いた。
解説の奥田佳道さんがセレクトしたのは俊英アンドリス・ネルソンスの指揮するウィーン・フィル (以下VPO)、2019年収録の演奏である。
 
実に佳い響き。
とりわけVPOの木管セクションの音色に脈々たる歴史を感じた。
フルトヴェングラー盤 (録音:1952年) やバーンスタイン盤 (同:1978年) でも味わうことのできるあの “ぞわぞわっ” とした独特の響きの感触。
 
 
いつしか僕の頭の中は、初めてベートーヴェンの交響曲を全9曲通して知った頃の遠い記憶に辿り着く。
あれは中学生の頃だったか、FM放送で平日の早朝にベートーヴェンの交響曲やピアノソナタを網羅的にオンエアしていた。
ソナタは確かブレンデルの全集盤だった気がする...そして交響曲は当時リリースされたばかりのバーンスタイン&VPO盤だったのだ。
早起きをしてそれらのすべてをカセットテープに収め (エアチェックという言葉が当時あった)、音楽之友社のミニスコアを広げて飽きもせず取っ替え引っ替え聴いていたっけ。
 
〜などと考えているうちに、あのときの感覚をもう一度思い出したくなってしまい...
 
 
 
居ても立っても居られず、中古盤をゲット。
 
改めて第1番から順に聴いているのだが、自分でも驚くほどに耳が「憶えている」。
あの頃はまだ、どこまでがベートーヴェンの書いた音楽で、どの部分がバーンスタインの “想い” なのかまでは解らなかったけれど。
posted by 小澤和也 at 22:01| Comment(0) | 日記
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