2026年05月03日

ファンファーレオルケストの清新な世界

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ことりファンファーレオルケスト サードコンサート
を聴く。
(5月2日、福生市民会館小ホール)

ファンファーレオルケスト(以下FO)とは、主にオランダやベルギーで広く普及・愛好されている「金管楽器とサクソフォン、打楽器で構成された」管楽合奏団の形態である。(オルケスト=orkestはオランダ語)
私がFOに興味を持ったのはつい最近である。ペーテル・ブノワがこの編成のための作品を遺していることを知ったのとほぼ同時期に洗足学園大学ファンファーレオルケストが同曲(Ouverture fantastique=幻想序曲)を演奏したのがそのきっかけとなったのだった。

2023年11月の拙ブログ記事はこちら↓↓
『ファンファーレオルケスト初体験』
http://kazuyaozawa.com/s/article/190663997.htm

総勢30名弱の小編成にもかかわらず、ことりファンファーレオルケストの皆さんの演奏はこのジャンルへの深い愛情を感じさせる暖かく折目正しいもの。個人的にはスパーク「ベニーのためのバラード」とフォード「アイリッシュ組曲」が作品の充実もあって楽しめた。

「FOの魅力、差別化/セールスポイントってなんだろう」
演奏を聴きながらしばらく考えた。
そこで得られた結論は(ありきたりのものではあるけれど...) 
「各楽器(セクション)ごとの響きの違いを際立たせて表現の幅を拡げる」
─ やはりこれに尽きると思う。
フリューゲルホルンやユーフォニアム、そしてサクソフォンはパートあたり複数人の「厚み」で聴かせるセクションであろうし、ホルンは4名、トロンボーンは3名でそれぞれ一つの有機体を成すパートだと感じるからだ。

そして今後、FOのためのさらに魅力的なオリジナル作品が、あるいは優れたアレンジによるポピュラー名曲(吹奏楽もしくはオーケストラからの)が世に出ることでFOファンが増え、それによって楽団の活動もますます活性化してゆく、といった好循環が生まれるとよいなと思った。

私の中では、ブノワの「幻想序曲」をぜひオリジナル編成で手掛けたいという新たな目標が生まれたこともあり、FOの今後の動向に注目していきたいと考えている。
posted by 小澤和也 at 22:44| Comment(0) | 日記
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