どきどきしながら開けてみると…
中から出てきたのは「ルーベンスカンタータ」のヴォーカルスコア!

以前、僕がこの曲を気に入って、ヤンさんに「スコアが見てみたい」とそれとなく話した(ねだった?)のを覚えていてくださったのだ。
さっそく数ページ読んでみた。
「荘厳ミサ」や「レクイエム」とは明らかに異なる筆致を感じる。
作曲年代には10年強の差がある(ルーベンスのほうが後)わけだが、それ以上に彼自身の中で「音楽というもの」への意味づけが大きく変わっているのだから、それも当然と言えよう。
ブノワの作風の移り変わりにも注目しながら、アナリーゼを進めていこう。
Dank u wel, Jan!