茅ヶ崎交響楽団の弦分奏へ。
ラフマニノフ晩年の大作「交響的舞曲」のフィナーレを集中して稽古。
とにかく難曲である。
聴くだけならば、この作曲家特有の絢爛なサウンドと甘美なメロディにひたすら身を任せているだけで良いのだが…
演奏する側としてはそれなりに大変だ。
和声もリズムも複雑さを窮める。
テンポを落として念入りにさらう。
そして再度、全ての声部を合わせたとき…
響きが変わり、ラフマニノフに「一歩近づく」、この瞬間が嬉しい。
(セクション練習はこの繰り返しだ。)
帰り際に、ある団員さんからサッと紙袋を渡された。
「えっ?」と思ったが…すぐに状況を理解した。
今日は「2月14日」だったな、と。
2010年02月14日
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