![]() ペーテル・ブノワ作品のヴォーカルスコアが、ベルギーの古本屋から届く。 "De Schelde"「スヘルデ川」は、複数のソリストと大合唱、管弦楽のために書かれた、三部からなる2時間あまりのオラトリオだ。 もう一つの "De Leie"「レイエ川」はまだ聴いたことがない作品。 スコアには「バリトン独唱と混声合唱、管弦楽のための」と記されている。 おそらく20〜30分くらいの曲であろう。 これら2つの川、ともにフランスがその源である。 やがてそれぞれベルギー・フランデレンに入り、ヘントで合流する。 そして一つになったスヘルデはアントウェルペンへ到達、オランダに入り北海へ注ぐのだ。 それにしても… やはり「川」というものは、民族のアイデンティティに深く関わる存在なのだなあ、と改めて思う。 個々の作品については、追い追い「音楽雑記帳」に記していこう。 |
2012年03月14日
スヘルデとレイエ
posted by 小澤和也 at 16:14| Comment(0)
| 日記
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