1980年のスタートということは…
中学生の頃ということになるのだな。
僕が音楽の魅力に目覚めた時期と、ピッタリ重なっている。
N響アワーが終わる…
未だに理由がわからない。
単なる流行や、一時のブームに乗じたような内容の番組でないだけに。
難し過ぎるから?
もっと親しみやすく?
「底辺を拡げる」ために?
「クラシック音楽は、解る人にだけ解ればよい」
もちろん僕は、そんな風には決して考えていない。
これまであまりクラシックに馴染みのなかった方々が少しでも興味を持ってくださることを、心から嬉しく思う。
だけど…
「分かりやすく説く」ことと「聴き手側に媚びる」というのは明らかに違う!
と思うのは、僕だけだろうか。
簡単ならば、あるいは取っ付きやすければ何でもよいのだろうか。
あとに残るのは結局、質の低下だけ…
そうなりはしないか。
18日、そして昨日と二週にわたって総集編が放送された。
シュタイン、サヴァリッシュ、マタチッチetc.
ゆかりのマエストロ達の姿が懐かしい。
N響も、ここぞという場面では実に味のある音を出していたのがわかる。
この10年(音楽家になってから)は、僕の中での見方も多少変わったけれど…
大好きな、いい番組でした。
ありがとう、N響アワー。
2012年03月27日
ありがとう、N響アワー
posted by 小澤和也 at 00:56| Comment(0)
| 日記
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