夕刻よりボエーム音楽稽古。
今日はキャストもほぼ揃い、充実した内容となった。
ちょっとお疲れのマエストロに代わって、ラスト30分、第4幕のほぼ全編を振る。
スコアとタクトだけを介して、歌手の皆さん、そしてピアニストとコンタクトを取る楽しみ…
嬉しくてたまらないひととき。
ラ・ボエーム…
思えば、10代の頃から大好きだった。
(フレーニ&パヴァロッティのVTRで僕はこの作品にのめり込んだ)
音大で最初に勉強したオペラもこの曲だった。
(副指揮見習い…何て有難い体験だったことか!)
そして今、立場は変われど、こうしてずっとボエームに触れることのできる幸せを改めて感じている。
あまりに素晴らし過ぎる音楽!
いったんはバラバラになった若者達が、瀕死のミミを中心に再び寄り添う。
ムゼッタ、マルチェッロ、コッリーネ、そしてショナール…
みんな、なんていい奴らなんだ!!
プッチーニのオペラ、どれも大好きである
だけど…
ボエームは僕の中で別格だ。
2012年05月25日
Bohème雑感
posted by 小澤和也 at 23:48| Comment(0)
| 日記
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