2012年12月15日

光るタクト・コレクション

 
舞台袖や、客席後方のブース(調光室、映写室など)がオペラ公演中の主な仕事場となる副指揮者。
そんな我々にとっての必須アイテムが…
 
 
ペンライト。
オーケストラピット内のマエストロが見えない歌い手さんのために、光を用いて指揮をする。
 
「このタイプが使い良いんだ」と先輩から教わって長年使っているのがこのタイプ。
(先端の赤い部分は僕が巻いたビニールテープである)
 
去年、改めて同じものを買おうとしたのだが、店頭でとんと見かけなくなってしまった。
代わりに購入したのがコレ。
 
 
軽くて振りやすいのだが、先端部の前面しか光らないのが欠点。
よって、テープの巻き方をこのように工夫する。
 
そして一昨日…今回のカヴァレリア公演舞台稽古。
天井から吊り下げられた布越しに、コーラスが "Regina Coeli" を歌う。
「ライトが見えませーん!」
 
そこで、急いで昨日購入した最新兵器(?)。
 
 
輝度はこれまでのものの約4倍。
(ヨド○シカメラの店員さん曰く)
かなり太いので長時間の指揮には不向きだが、威力は満点。
舞台でのテストもクリア!
 
大きさを比較すると…
 
 
今日の公演ではこれらが、「お客様に決して見えないところで」活躍してくれることだろう。
posted by 小澤和也 at 10:30| Comment(0) | 日記
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