舞台袖や、客席後方のブース(調光室、映写室など)がオペラ公演中の主な仕事場となる副指揮者。 そんな我々にとっての必須アイテムが… ![]() ペンライト。 オーケストラピット内のマエストロが見えない歌い手さんのために、光を用いて指揮をする。 「このタイプが使い良いんだ」と先輩から教わって長年使っているのがこのタイプ。 (先端の赤い部分は僕が巻いたビニールテープである) 去年、改めて同じものを買おうとしたのだが、店頭でとんと見かけなくなってしまった。 代わりに購入したのがコレ。 ![]() 軽くて振りやすいのだが、先端部の前面しか光らないのが欠点。 よって、テープの巻き方をこのように工夫する。 そして一昨日…今回のカヴァレリア公演舞台稽古。 天井から吊り下げられた布越しに、コーラスが "Regina Coeli" を歌う。 「ライトが見えませーん!」 そこで、急いで昨日購入した最新兵器(?)。 ![]() 輝度はこれまでのものの約4倍。 (ヨド○シカメラの店員さん曰く) かなり太いので長時間の指揮には不向きだが、威力は満点。 舞台でのテストもクリア! 大きさを比較すると… ![]() 今日の公演ではこれらが、「お客様に決して見えないところで」活躍してくれることだろう。 |
2012年12月15日
光るタクト・コレクション
posted by 小澤和也 at 10:30| Comment(0)
| 日記
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