![]() 「クローバー Bachを歌う」を聴く。 (@オペラシティ・近江楽堂) クローバーは9名編成のアカペラ・ヴォーカルグループ。 うち、お声を掛けてくださったSさんはじめ、Mさん、Kさんと知り合いが三人! それだけでももう楽しみ。 ![]() プログラム前半は、中世・ルネサンスのポリフォニーと日本のアカペラ小品を並べたもの。 オープニングで歌われた作者不詳のカノン「夏は来たりぬ」が、会場に柔らかな気分を振り撒く。 前半のなかでは、シンプルで美しい響きのタリス "If ye love me" と、大中寅二「夕べの祈り」の2曲が特に良かった。 この大中作品は、かなりレアなものなのだそうだ。 休憩を挟んで… メインのバッハ/モテット第3番 "Jesu, meine Freude" (BWV227) が歌われた。 指揮の松平敬さんによる丁寧な解説は、多くの聴衆にとってこの楽曲の理解の助けとなったであろう。 演奏は所々ヒヤリとする場面もあったが、作曲家への敬意と歌う喜びの感情に溢れたものだった。 これにて、 2012年のコンサートは聴き納め。 来年も素晴らしい聴体験ができますように。 ![]() |
2012年12月29日
今年のコンサート聴き納め
posted by 小澤和也 at 23:14| Comment(0)
| 日記
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