2013年04月18日

ルーベンス

 
 
ルーベンス
〜栄光のアントワープ工房と原点のイタリア〜
を観る。(17日、Bunkamura)
17世紀ネーデルラントの巨匠ルーベンスの作品、彼の工房作品、そしてその助手や同時代の画家達による作品が集められていた。
 
 
P.P.ルーベンス(工房)
《聖母子と聖エリザベツ、幼い洗礼者ヨハネ》
 
安定した美しい構図、
そしてそれぞれの持つ豊かな表情。
人間の顔の描写におけるルーベンスの筆致は、真に傑出していると思う。
 
 
L.フォルステルマン(ルーベンス原画)
《キリスト降架》
 
有名なアントワープ大聖堂内の祭壇画の中央画面に基づく版画。
(版画ゆえに左右反転)
各人物の見事な描き分け、そしてやはり構成の強固さに圧倒される。
版画でありながら、見る者に訴えかける力の何と強いことか!
 
 
J.ヨルダーンス
《羊飼いの礼拝》
 
実物の絵画では、この何十倍もの明るい光(ロウソクの明かり、そして幼子自身から発せられるまばゆいばかりの光)によって、訪れた羊飼いたちの顔が素朴な喜びに照らされていた。
 
 
A.ヴァン・ダイク
《悔悛のマグダラのマリア》
 
この日最も心を動かされた絵。
泣き腫らした眼、大粒の涙、そして半ば開いた唇…
罪深くそして弱い、我ら人間の姿そのものかもしれない。
 
 
家で図録を繰りながら、強く印象に残ったものを挙げてみた。
他にも多くの肖像画や風景画があったのだが、気付けば宗教的絵画ばかり…
聖書の物語は、やはり僕の心の中にスーッと入ってくるのだな。
 
もう一度観に行きたくなってしまった。
posted by 小澤和也 at 23:50| Comment(0) | 日記
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