2013年06月05日

光る刻、そしてMIDI音源の功罪

農工大・府中キャンパスへ。
正門を入るとすぐ、鬱蒼としたケヤキ並木。
切り取られた空、ザワザワとした葉擦れの音…
ほっとするひとときである。


グリークラブとのプローべ、今日は木下牧子『光る刻』の初回、pf伴奏付きで。
2時間かけて全曲を一通り見る。
難解な箇所も含め、譜読みは思いのほかよくできていたかな。
課題はmp、p、pp…での発声。
ついつい声そのものを抜いて対処しようとしている。
意識を変えさせねば。

もう一つ、大きな課題を発見。
歌の基本であるlegato唱法への意識があまりにも乏しい。
原因は判っている〜
音取りにMIDI音源を使っているからだ。
使うこと自体、僕は敢えて否定しない。
限られた時間で難しい音の並びをマスターするには、MIDIは有益なツールであると思う。
でも、所詮は非連続な電子音の羅列である。
これに頼りすぎて(聴きすぎて)、自分の歌声が無意識のうちにブツブツ切れてしまうようでは…逆効果だ。
早い段階で指摘できてよかった。
きっとメンバーはイメージを修正してきてくれることであろう。

『光る刻』、佳い曲だ。
そしてpfの宮代さん、今回も万全の準備をしてくださっていた…感謝。
posted by 小澤和也 at 23:45| Comment(0) | 日記
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