農工大・府中キャンパスへ。 正門を入るとすぐ、鬱蒼としたケヤキ並木。 切り取られた空、ザワザワとした葉擦れの音… ほっとするひとときである。 ![]() グリークラブとのプローべ、今日は木下牧子『光る刻』の初回、pf伴奏付きで。 2時間かけて全曲を一通り見る。 難解な箇所も含め、譜読みは思いのほかよくできていたかな。 課題はmp、p、pp…での発声。 ついつい声そのものを抜いて対処しようとしている。 意識を変えさせねば。 もう一つ、大きな課題を発見。 歌の基本であるlegato唱法への意識があまりにも乏しい。 原因は判っている〜 音取りにMIDI音源を使っているからだ。 使うこと自体、僕は敢えて否定しない。 限られた時間で難しい音の並びをマスターするには、MIDIは有益なツールであると思う。 でも、所詮は非連続な電子音の羅列である。 これに頼りすぎて(聴きすぎて)、自分の歌声が無意識のうちにブツブツ切れてしまうようでは…逆効果だ。 早い段階で指摘できてよかった。 きっとメンバーはイメージを修正してきてくれることであろう。 『光る刻』、佳い曲だ。 そしてpfの宮代さん、今回も万全の準備をしてくださっていた…感謝。
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2013年06月05日
光る刻、そしてMIDI音源の功罪
posted by 小澤和也 at 23:45| Comment(0)
| 日記
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