立川談慶 霞が関独演会を聞く。 (18日@霞が関ナレッジスクエア) ![]() 子供の頃からラジオやTVで落語を聞くのが大好きだったが… よくよく思い起こせば "ライヴ" で味わうのはこの日が生まれてはじめて。 開演前に頂いた赤ワインも手伝って、静かにテンションが上がる。 ![]() こじんまりとした会場。 (シューベルティアーデもこのくらいの規模だったのかな、などと連想する) 高座まで…この距離! ![]() 談慶師匠、登場。 のっけからパワー全開の毒舌マクラ! (内容は…もちろん書かない) 前半は「ろくろっ首」「代書屋」をブチ抜きで。 (オケの演奏会と同じだ) 怒涛の話芸。スピード感が凄い! 中入り後は「浜野」をじっくりと。 師匠の語り口は、さながら木彫りの像の手触りのよう。 語調を「均す」というよりはダイナミックな即興性を前面に出した、いくぶんざらっとした感じ。 「ぴゅーーーっ!」 矩随の垢離の場面、吹きすさぶ寒風のさまを表した師匠の一声。 聞いた瞬間、ハッっと思った。 〜談志師匠の「鼠穴」で聞いた風の音とそっくりだ!〜 終盤では恥ずかしながら落涙寸前… それでも、噺の結びはあの寅さん映画のラストシーンのような清々しさだった。 終演後ロビーへ出て、談慶師匠とお話しすることができた。 サインをおねだりすると… 「為書」付きで! 師匠、ありがとうございました。 次は寄席に伺います! ![]() |
2013年09月19日
ライヴ
posted by 小澤和也 at 16:14| Comment(0)
| 日記
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