昨日(17日)は本当によいお天気だった。
すっと抜けるような青空…
ちょっと明るめのF-dur(ヘ長調)の響きの如き、爽やかな小春日和。
午後から湘南アマデウス合奏団との弦分奏へ。
この日練習したKV413のpf協奏曲があまりに美しい。
快活な第1楽章(モーツァルトの得意顔が目に浮かぶよう!)はもちろんのこと、しっとりと歌われるLarghettoの第2楽章、そして気高さをいっぱいに湛えたメヌエット風のフィナーレがそれにも増して素晴らしい。
(そして…この作品がF-durなのは何とも嬉しい偶然だ!)
合奏団の響きを聴き進めつつ、より相応しい歌い方へと導いてゆく。
すると即座に、かつ柔軟に弓付けを対応してくださるコンミスYさん。
まだ読譜の段階ではあるが、これによって細部のニュアンスがどんどん磨かれてゆく。
実に楽しい作業であった。
終楽章のラスト1フレーズを弾き終える。
と同時に、メンバーのお一人から「なんて綺麗な曲…」と言葉が漏れる。
他の皆さんもきっと、同じように思っていたに違いない。
このうえなく幸福な時間。