2013年11月29日

井戸の茶碗

 
根津美術館へ。
特別展「井戸茶碗〜戦国武将が憧れたうつわ」を観る。
 
 
解説によれば…
井戸茶碗とは16世紀頃に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種。
桃山時代以来、侘び茶の道具として武将や茶人達の心を引きつけてきたものだそうだ。
 
一つひとつの茶碗をじっくりと眺める。
造型や釉薬の色彩のみならず、轆轤(ろくろ)目の粗さや繕いの跡までもを愛でる「侘び寂び」の精神。
日本人独特の感性ではないだろうか。
 
地下一階の講堂へ移動する。
今日の来館のほんとうの目的は…
実はこれ。
 
 
『井戸の茶碗』を聴く会。
立川談慶さんの豪快で気風のいい語り口で、「真田小僧」そして「井戸の茶碗」を堪能する
美術館と落語の組み合わせ…
これが意外とマッチするものだと感じた。
(談慶さんご自身もTwitter上でそうおっしゃっている)
 
ゆったりと、佳い時間であった。
 
 
posted by 小澤和也 at 23:21| Comment(0) | 日記
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