2014年04月28日

東京にペーテル・ブノワが響いた日


 
平野裕樹子 ピアノリサイタルを聴く。
(25日、すみだトリフォニー(小))
 
「今度のリサイタルでブノワを弾こうと思っているんです」
平野さんからそう伺ったのは去年の今頃だったろうか。
取り上げられたのは
"Contes et Ballades"(物語とバラッド集)より 第1集。
ブノワの故郷フランデレンに伝わる古い物語や伝説からインスピレーションを受けて作曲された描写的な作品だ。
これまでディスクでしか聴いたことのないブノワ作品がどんな響きで立ち現れてくるのか、本当に楽しみ!
 
 
第1曲はやや慎重な立ち上がりに思えたが、続く第2曲、第3曲は情景が目に浮かぶような、生き生きとした演奏であった。
 
日本では(というよりもベルギー以外の国々では)ほとんど知られていないペーテル・ブノワ。
僕がブノワに傾倒していることを知って興味を持ってくださり、プログラムに加えてくださった平野さんに心から感謝!
 
ベートーヴェン/ソナタ嬰ハ短調(月光)に続く後半は、尾崎敏之氏の『ピアノのための幻想的断片』、そしてドビュッシー/前奏曲集抜粋。
いずれも、平野さんの繊細なピアニズムが発揮された美演だったと思う。
アンコールはドビュッシー/月の光。
 
平野さん、
素敵な演奏会をどうもありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 00:18| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。