2018年04月13日

念願のカフェバッハ訪問

 
以前からずっと気になっていた珈琲店へ。
南千住駅から吉野通りを浅草方面へ10分ほど歩く。
正面にスカイツリーの姿が。
 
 
そして到着。
自家焙煎珈琲屋 バッハ。
 
 
カウンター席へ。
スタッフの方 (こういったお店の場合でもバリスタとお呼びしてよいものだろうか) がお一人で、次々と入るオーダーを手際良く捌いていらっしゃる。
そんなプロの技術を目の前でしかと拝見。
注文したのはマンデリン・タノバタック...やはり僕にとっての “好みのど真ん中” から。
 
 
買ったばかりの本を読みながらゆっくりといただく。
期待通りの香ばしさとまろやかなコク。
こうなるともう一杯飲んでみたくなる。
ドミニカ/ハラバコアをオーダー。
 
 
思いのほか強い、フルーティーな酸味。
先日別の珈琲豆店で同じ銘柄を購入し自宅で淹れたときには「ほのかな甘み&穏やかな酸味、のちに苦みがやってくる」といった印象だったのだが。
 
やはり奥が深いな、珈琲道。
 
スタッフの方の一連の所作、ことにコーヒーポットの扱いは少しの無駄もなく美しい姿であった。
真似するだけでも美味しく淹れられるのではないかしらと錯覚するほど。
 
この後、錦糸町まで足を伸ばした。
言問橋より東武線の鉄橋を臨む。
 
 
どんどん近くなるスカイツリー。
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 00:27| Comment(0) | 日記

2018年04月04日

木下杢太郎の詩を味わう

 
(大正5年 春)
 
ここのところ木下杢太郎の詩を読んでいる。
詩人であり劇作家、美術史研究家、そして皮膚科の医学者でもあった杢太カ (本名:太田正雄) は1885年、静岡県伊東の生まれ。
13歳で上京、その後東京帝大医科大学へ進む。
在学中より与謝野鉄幹・北原白秋らと親交を深め、活発な創作活動を展開した。
その作風は異国 (南蛮) 情緒的な華やかさ、そして浮世絵を愛でるがごとき江戸の粋を感じるものである。
 
僕がまず手にしたのは岩波文庫「木下杢太カ詩集」(河盛好蔵選) であるが、その始めのほうに収められていた『珈琲』という詩にふと目が止まった。
【以下、第一書房版『木下杢太カ詩集』(昭和5年刊) より引用。原文においてはほぼすべての漢字にルビが振られているが、ここではその大半を省略した。また旧漢字は現行のものに改めた】
 
 
珈琲
 
今しがた
啜つて置いた
MOKKA(もか)のにほひがまだ何処やらに
残りゐるゆゑうら悲し。
曇つた空に
時時は雨さへけぶる五月の夜の冷(ひやこ)さに
黄いろくにじむ華電気(はなでんき)、
酒宴のあとの雑談の
やや狂ほしき情操の、
さりとて別に是といふ故もなけれど
うら懐しく、
何となく古き恋など語らまほしく、
凝(ぢつ)として居るけだるさに、
当もなく見入れば白き食卓の
磁の花瓶(はながめ)にほのぼのと薄紅の牡丹の花。
 
珈琲(かふえ)、珈琲、苦い珈琲。
 
 
この夏、農工大グリークラブと男声合唱組曲『木下杢太カの詩から』(多田武彦作曲) を演奏する。
折にふれそれらの詩について書いてみたいと思う。
posted by 小澤和也 at 22:13| Comment(0) | 日記

2018年03月30日

今月の #ダバダー その3

 
 
今月飲んだ珈琲についてのメモを引き続き。
(これまで同様、星の数はあくまで主観的かつ気まぐれな指標である)
 
 
【グアテマラ/ウェウェテナンゴ コンポステラ】
中米の北(西)端の共和国、グアテマラ。
ウェウェテナンゴはその西部に位置する。
ラテン語の “campus”(平原) “stella”(星) がコンポステラの名のいわれとか。
フルーツのような甘みと豊かなコク、追って爽やかな苦み。
店頭で試飲させていただき、(おっ、これは!) と思い購入した。
好きな味。
★★★★☆
 
 
 
【インドネシア・スマトラ島/マンデリン タノバタック】
いま思えば僕にとって「珈琲道」の入口となった品種。
とはいえ、当時は単に「酸味よりは苦みのほうが好きだな」といった浅いレベルだったけれど...
 
スマトラ島の北部に世界最大のカルデラ湖であるトバ湖がある。
その南東部に位置するリントン地区、そこに住むバタック族が栽培するコーヒーとのこと。
 
香ばしさとともにチョコレートのようなまろやかなコク、そしてそれらの奥にほのかな甘さを感じる。
今回この豆を購入してから試行錯誤の連続。
湯温を下げ(82℃台)、淹れる湯の細さにも気を配ってようやくこの繊細な味に。
(正直に告白すると、ここに到達するまでの数杯はただただ “苦い” だけであった)
 
上記グアテマラとはまったく異なるテイストだが、これはこれでやっぱり好きな味だ。
★★★★☆
 
 
あとひとつ、パナマのコーヒーをお試しにと頂戴したのだが、肝心の味を理解する前に豆を使い切ってしまった...
このメモ書きは次回に。
 
 
 
posted by 小澤和也 at 08:44| Comment(0) | 日記

2018年03月22日

農工グリー sings かなうた第2集

 
東京農工大学グリークラブの演奏をYouTubeにアップロードしました。
 
今回ご紹介するのは
北川昇作曲/みなづきみのり作詞
女声合唱のための「かなうた 第2集」です。
 
1. ひみつ
2. とり
3. うそ
4. うそつきうさぎ
5. ゆび
 
 
全5曲、16分ほど。
音声のみですが、若きメンバー達のピュアな歌声をホールの豊かなひびきとともにお楽しみいただければ幸いです。
 
東京農工大学グリークラブ
第37回演奏会
2017. 7. 2.
小金井 宮地楽器ホール
指揮:小澤和也
 
 
 
posted by 小澤和也 at 20:46| Comment(0) | 日記

2018年03月19日

立川椿姫 ご来場御礼

 
立川市民オペラ公演2018『椿姫』、二日間の公演無事終了。
今回も多くのお客さまにお楽しみいただきました。
 
 
 
〈稽古風景あれこれ〉
 
公演中は主に合唱&バンダのフォローを担当。第1&2幕、ヴィオレッタ/フローラの夜会シーンでのオンステージ歌唱はもちろんのこと、第3幕、謝肉祭の喧騒ぶりをコーラスと器楽で表現したバッカナーレが両日とも会心の出来映え!
 
〈音楽スタッフのもぐもぐタイム〉
 
〈バンダのみなさんと〉
 
キャストの皆さんの素晴らしさはいうまでもなく、公演一週間前からぐんぐんと変貌を遂げパリの紳士淑女になりきった合唱団&助演、前日にピットに入り極めて短時間のうちにヴェルディの響きに迫っていったオーケストラetc.、すべての力が結集されて素晴らしい演奏になったと思います。
 
個人的には稽古ピアニストの方々、副指揮の仲間達、さらにはいつもながら合唱団を多方面から支えてくださるコーラスサポートの皆さんに感謝を。
そしてご来場くださいましたすべてのお客さまに心から御礼申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 22:03| Comment(0) | 日記

2018年03月11日

3月11日に祈る

 
湘南アマデウス合奏団とのプローべへ。
 
まずはベートーヴェン/フィデリオ序曲。
日頃にも増してメンバーの皆さんと「双方向のやり取り」を重ねながら楽曲の細部に磨きをかけてゆく。
 
いつもは15時頃に中休みとなることが多いのだが、はからずも今日は14:40過ぎに前半終了。
ここですかさず副団長Mさんが呼びかけた。
「黙祷を...捧げませんか」
団長Hさんがお言葉を添えられ...稽古場にしばしの静寂が。
 
後半はモーツァルトの交響曲KV124をじっくりと。
シンプルだが隅々にまで血の通った佳曲である。
 
(そういえば昨年の3月11日もアマデウスの皆さんと一緒だったな...)
そんなことを思いつつ。
 
そして帰宅。
先日求めた追悼・復興祈願ローソクに火を灯す。
あの日々にしばし思いを馳せながら。
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:59| Comment(0) | 日記

2018年03月06日

忘れたくない思い

 
ここ数年恒例になりつつある
「3月の鎌倉訪問」、今回は鎌倉宮へ。
 
 
鎌倉駅からスマートフォンの地図アプリを頼りに歩くこと二十数分。
Googleセンセイが教えてくれたのは...こんなに細い路地だった。
 
 
 
 
大鳥居の両側にある河津桜。
花のピークは過ぎるも、鮮やかなピンク色が美しい。
 
 
 
拝殿に詣でたのち、受付所にてローソクを頂戴する。
そう、今回の旅の目的はこれ。
鶴岡八幡宮、明王院、そしてカトリック雪ノ下教会にて加持祈祷、祝福を受けた復興祈願ローソクである。
 
 
復興祈願祭に参加する代わりにこのローソクを灯して、被災地に思いを馳せたい。
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:36| Comment(0) | 日記

2018年02月26日

今月の #ダバダー その2

 
 
今月飲んだ珈琲についてのメモ書き。
(前回同様、星の数はあくまで主観的かつ気まぐれな指標である)
 
 
【ルワンダ/ニャルシザ Buf】
ブルボン種100%使用。
ニャルシザ農協の高い精製技術には定評があるのだそう。
Bufは精製所の名称。
口に含んだ瞬間、香ばしさとともにトロッとした柔らかな舌触りを覚える。
後からほのかな酸味と苦味。
これは好きな味だ。
★★★★☆
 
 
 
 
【ハイチ/マールブランシュ】
初めて購入したハイチのコーヒー。
マイスターSさん曰く『当店で最も酸味の強い豆です』。
試飲させていただいたときの爽やかな後味がわが家ではなかなか出せなかった。
近く再挑戦したい。
 
“Mare Blanche” はフランス語で「白い沼 (池) の意。
さらに余談だが、京都の有名な洋菓子店は “Malebranche” と綴る...こちらはフランスの哲学者ニコラス・ドゥ・マルブランシュが店名の由来とか。
★★★☆☆
 
 
 
【ドミニカ/ハラバコア】
ハイチのお隣、ドミニカ。
ハラバコアは “常春” の異名をもつ山間のリゾート地なのだそうだ。
ほのかな甘み、追うように穏やかな酸味。苦みはさらにその奥に。
全体にあっさりとしている。
豆の量を少し多めにしてゆっくりと丁寧に淹れたところ、甘みがぐっと増した印象。
★★★★☆
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 22:53| Comment(0) | 日記

2018年02月21日

初体験!クルドのスイーツ


 
馴染みのブックカフェで催された
「クルドスイーツ☆パラダイス!」へ。
 
クルドスイーツがどんなものなのか、そもそも “Kurd” について漠然としたイメージしか持たない僕にはまったく想像がつかなかった。
そこで、今さらではあるが辞書で調べてみる。
 
【クルド人】
クルディスタンに住むイラン系アジア人。もと遊牧民だが現在は定住する者が多い。独立運動が活発。大半はスンニー派イスラム教徒。
(広辞苑には「クルド」の項はない)
 
英和辞典も引いてみた。
【Kurd】
クルド族 (の人)《主にトルコ・イラク・イランに住むイスラム教徒の遊牧民》
【Kurdistan】
クルディスタン《カフカスの南、カスピ海と黒海の間;トルコ・イラク・イランにまたがる高地》
 
 
図中、黄色で示された地域がクルディスタンということになろうか。
こうしてみると改めて (国境って何なのだろうな...) との思いを禁じ得ない。
 
さて、コーヒーと一緒にこの日いただいたスイーツは次の5品。
 
 
(上左) バクラバ...
ナッツ類を生地に挟んでシロップをかけたお菓子。
これでもか!という甘さ。
(上中) ケレビス...
ナッツ入りのクッキー。
いちばん好きな味だったかも。
(右) トゥズクラビエ...
塩味のクッキー。ラマダン明けによく食されるとのこと。
ビールのおつまみにも良さそう。
(下左) ハブチケキ...
ニンジンのケーキ。ヨーグルトを添えて。
これらの中ではいちばんあっさりした味。
(下右) イスラックケーキ...
ウェットなチョコレートケーキ。
これも好みの味。
 
ほかにミッヤタッスというパイ風のスイーツがあったそうなのだが、すでに売り切れ。
食べてみたかった...
 
中東のお菓子ということで、もっと独特な味付けや食感があるかとイメージしていたのだが、いざ食べてみると拍子抜けするほどに西洋風の味わい。
 
美味しくいただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:52| Comment(0) | 日記

2018年02月16日

中盤のトラヴィアータ

 
 
立川市民オペラ公演『椿姫』のプローべ、合唱立ち稽古もそろそろ中盤へ。
 
合唱団、動きと所作にリアリティと勢いがついてきた様子。
そのぶん歌に若干の粗さが見られたが、これは必ず通る道だ。
気持ちは没入させつつも、ヴェルディの音楽の持つ “様式美” を大切にしていけたらと思う。
 
 
(稽古風景の画像は合唱指導・宮崎京子先生撮影のものをお借りしています)
 
合唱団員Uさんのデザインによる恒例 “トラヴィアータTシャツ”、今回はパーカーも制作したというのでさっそく購入。
バックスタイルはこんな感じ。
 
 
立川市民オペラ公演2018
ヴェルディ『椿姫』
2018年3月17日(土)/18日(日)
たましんRISURUホール
 
みなさま、どうぞおはこびください。
 
 
 
posted by 小澤和也 at 13:28| Comment(0) | 日記