2017年10月24日

会心の『落葉松』

 
 
 
 
第39回 江戸川区合唱祭、
今年も合唱団あしべの皆さんと参加。
(22日、船堀タワーホール)
 
今回の曲目は
§ 故郷の廃家/W.S.ヘイズ
§ 誰かがちいさなベルをおす/木下牧子
§ 落葉松/小林秀雄
 
"故郷の廃家" は以前TVで美しい二重唱を聴いて以来、いつかあしべの皆さんと手掛けたいと思っていた歌である。
"誰かが〜" はピアノの平岡祐子先生から「こんな曲があるんです...いかがでしょう?」とアドバイスをいただき直感で選んだもの。
 
そして "落葉松"。
これまでにも折にふれて取り上げてきた、いわばあしべにとっての「十八番」だ。
少しずつ合唱団の人数が減ってゆく中でここ数年はチャンスがなかったのだが、作曲家ご自身の書き下ろしによる二部合唱版がリリース (2016年) されたのを知り、「よし、この機会だ!」とこれまた即断即決。
それだけにこの夏、小林先生の訃報をニュースで知った際には、驚きや悲しみとともに不思議な巡り合わせを感じたのだった...あのときの心の揺れ様はいまでも忘れられない。
 
ステージでの声出し、リハーサル室での最終確認と順調に進む。
 
合間にロビーで寛ぐメンバー。
 
 
そしてオンステージ。
 
 
 
作品への深い愛着。
この日まで充分に歌いこんできたという強い確信。
それらに加え、あたかも天から舞い降りて来た祝福に見守られているかの如くに集中力としなやかさとを併せ持った『落葉松』だった。
 
あしべの皆さん、素敵な歌声をありがとう。
これからも佳い歌を楽しくうたっていきましょう。
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:38| Comment(0) | 日記

2017年10月13日

珈琲庵のこと

 
 
以前よく通っていた、高校同窓の先輩Sさんが鎌倉市内で営まれていた珈琲店が閉店されたとの報を聞く。
 
 
 
淋しい。
 
 
モーツァルトやショパンが静かに流れる、あたたかく落ち着いた居心地のよい空間。
内装は昔ながらのスタイル...店内はもちろん禁煙でも分煙でもなかったが、不思議とほとんど気にならなかった。
 
 
 
ノスタルジックな雰囲気を醸す、店内に設えられた電話ボックス。
内側からだと開け方にちょっぴりコツの要ったお手洗いの扉も、いまとなっては懐かしいばかりだ。
 
 
この春に円覚寺を訪れた帰りに立ち寄ったのが、結果的に最後の機会となってしまった。
 
もう一度行きたかったな。
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:06| Comment(0) | 日記

2017年10月06日

拙訳 天使の糧

 

"Panis angelicus" (天使の糧) は、セザール・フランクが1872年に作曲し、既存の『3声のミサ曲イ長調』に自ら追加した楽曲である。
オリジナルはテノール独唱およびチェロ、ハープ、オルガンのために書かれているが、その美しいメロディとハーモニーはミサ曲中でもひときわ光を放っており、単独の小品としても様々なスタイルで演奏され、歌われている。
(余談だが、僕がこの曲を初めて知ったのは吹奏楽のための編曲版であった...アルフレッド・リードのアレンジが実に素晴らしい)

テキストは中世イタリアの哲学者・神学者、トマス・アクィナス作の賛歌 "Sacris solemnis"から採られている。
 
 
§ Panis angelicus 

Panis angelicus
fit panis hominum;
Dat panis coelicus
figuris terminum:
O res mirabilis!
Manducat Dominum
pauper, servus et humilis.


期するところあり、このたび僭越ながら訳詞を試みた。
この愛すべき佳品に心からの敬意をもって。


§ 拙訳 天使の糧

天使の糧を
人の子らに
天つ糧の
奇(く)しき徴(しるし)
イエス御身をば
与え給う
貧しき 主の僕(しもべ)に


 
posted by 小澤和也 at 20:15| Comment(0) | 日記

2017年10月03日

校歌をうたう楽しみ、うたえるよろこび

 
 
第12回青春かながわ校歌祭に今年も参加。
(9/30、厚木市文化会館)
 
 
本番前、会場地下のリハーサル室にて声出しと最終確認練習。
総勢35名 (ピアニスト、指揮者含め) による、校歌をこよなく愛するメンバーによる混声合唱団がここに結成。
 
今回の校歌祭では特別出演として、福島県立富岡高校 "母校で校歌を歌い隊" が遠路はるばるいらしてくださった。
 
 
"歌い隊" の代表、青木淑子さんによる心のこもったスピーチに続き、"歌い隊" のみなさんが登壇。
明るく美しい富岡高校校歌がホールに響いた。
 
 
「校歌が人と人の心を結びつけます」
青木さんの言葉が忘れられない。
 
そしてわが母校のステージも無事終了。
あたりまえのように集まって大好きな校歌をうたえる...これが実はとても貴重なことなのだということを改めて心に留めながら指揮をした。
 
 
 
オンステージ後の記念撮影。
達成感と解放感に浸る顔、顔、顔。
ご参加のみなさま、お疲れさまでした。
また来年も楽しくやりましょう!
 
 
 
posted by 小澤和也 at 23:46| Comment(0) | 日記

2017年09月29日

天文台のポストカード

 
 
いつものブックカフェで素敵なポストカードを見つけた。
国立天文台三鷹「登録有形文化財」を描いた10枚セット。
イラストは桑江美実さん。
 
バラで数枚ディスプレイされているのを偶然手に取ったのが出会いのきっかけ。
(最初はこれらが天文台関連のイラストであることすら分からなかったのだが)
 
 
やわらかな線と優しい色づかい。
同時に、絵に添えられた (むしろ絵と "一体となった" と言うべきか) ローマ字の表記が目を引いた。
 
Gautier Shigokanshitsu
 
ゴーチェは良いとして。
シゴ...カン...シツ...これって何?
カードの裏面を見ると『ゴーチェ子午環室』と...納得!
 
こうなると他のカードも見たくなるではないか。
 
 
Dai sekidou gishitsu =『大赤道儀室』
 
そのほか
Taiyou bunko shashin gishitsu
=『太陽分光写真儀室』
Gautier shigokan dai-ichi shigosen hyoushitsu
=『ゴーチェ子午環第一子午線儀室』etc.
天文学用語の知識が全くない僕にとっては実に新鮮な "ことばのひびき" であった。
 
書棚の奥に10枚セットが置かれていたので、迷わず購入と相成った次第。
飾るのも、使うのも楽しみである。
 
 
 
 
 
 
 
posted by 小澤和也 at 14:52| Comment(0) | 日記